2013年11月14日

スラムダンクの続編妄想#99 空き地にて


東京国体決勝当日



朝8時





ガラガラガラ



「桜木くーん…体温はかるわよー」



桜木 「む?」




キュッキュッ



指先でボールを弾き続けている桜木





「あら?またやってるのね?…今日もあの彼女さんと試合観に行くの?」





ガッ



ボールを落とす桜木



桜木 「かっ!かっ!かっ!…彼女だなんてそんなっ!」




「ふふふ…またそんなこと言って…はたから見てたら立派なカップルよ」





桜木 「…カッ!…プル!」 ほわ〜ん




「ふふ…そうよ……そうそう…そういえばリハビリはもう終わったのよね?」




桜木 「トーゼン!」




「ここから少し行った所に空き地があるの…リングもあるし軽くなら体を動かしてきてもいいわよ」




桜木 「なっ!本当ですか!?」





「えぇ…その代わり!…無理は禁物よ!全力でのジャンプも禁止!」






桜木 (……バスケットが…できるのか…)




桜木 「今何時ですか?」




「え?今は8時だけど…」




桜木 (晴子さんとの約束まであと2時間……いける!)




ガバッ



急にベッドから立ち上がる桜木 



「きゃぁ!」




ダッ




ボールを拾い病室を走り出す








「全く…あの子ったら…」











「あっ!体温計!」







…………




病院から約10分




空き地に到着する桜木



「おぉぉ!リング!」




目の前には少し錆びれたリング




ダン!




ドリブルをつきリングへ向かう桜木





桜木 「!」




パッと急にその動きを止める




「いかんいかん…ストレッチをするようにと言われているんだった…」




ボールを置き、隅で屈伸をはじめる桜木




グッ



グッ








キィィィッ





近くで自転車が止まる音





ダン…ダン…





桜木 「む?」






ダッ





桜木 「!」




ドガァァァッ!




目の前で男がダンクを決める




ダン…ダン…








「あれ?先客がいたのか?」








男が桜木に近づく






「へぇー…赤い頭…珍しい…」





桜木 「あ?」




スッと立ち上がる桜木


男と向かい合う


身長は同じか男の方がやや大きい






桜木 「なんだテメーは?」




続く



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