2013年11月14日

スラムダンクの続編妄想#101 4時間の攻防



桜木と1on1を楽しむ米山



意外な一言が出る。




「俺もインターハイ経験者だ」





桜木 「!」




驚いた表情の桜木




米山 「なんだ?…驚いているのか?」





桜木 「む…!…そんなことはない……ただ…」





米山 「ただ?」





桜木 「こんな日にこんな場所にいて……さては練習をサボってるな?ヨネ」






米山 「ははっ!…本当花道は面白いやつだな…そうだな…普通の高校生ならそろそろ練習に向かう時間かもな」






桜木 「む?」






米山 「今はバスケやってないんだ」






桜木 「なにっ!?」






米山 「3年になった今年の春、こっちに引っ越してきてな…出場するには色々手続きもあるし…なによりチームに馴染める気がしなくてな…」





桜木 「…そうなのか…」






米山 「まっ、だからこうやって毎日ここで体を動かしてるんだけどな…転勤ばっかだからまたすぐ県外にいくかもしれないし…」






桜木 「……」






米山 「ちなみに以前は広島のチームにいたんだぜ…去年のインターハイではベスト16で山王に負けちまったけど…」







桜木 「ヤマオーに……」






ピッ



米山 「!」





勢い良く飛んできたボールをキャッチする米山





桜木 「ならばヤマオーを倒したこの天才が相手になってやる…ヤマオーに負けたヨネなど8割の力で充分だ」





米山 「ふっ…言ってくれるな」




ピッ




ボールを渡す米山




桜木 「行くぞ!」




米山 「こい!」






ダン!


























……………





空き地の時計が正午を指す頃




「はぁはぁ」



膝に手を置き


肩で息をする桜木







「はぁぁぁぁーもうダメだ!桜木…今日はここまでだ」




米山は地面に大の字になって寝転んでいる。






桜木 「ふっ…ヨネ…この勝負…天才の勝ちで問題ないな…」






米山 「…バーカ…なにいってんだよ…82勝14敗で俺の勝ちだ」







桜木 「む…そんなに負けてるのか?」





スッと上体を起こす桜木



すぐにボールを持ちリングへ向かう




桜木 「ヨネ!続きをするぞ!」





米山は起き上がろうとしない




米山 「なにいってんだよ…こっちは8時から4時間ぶっ通しだぜ…これ以上やったら死んじまう」




桜木 「なーはっはっはっ!これだから庶民はいかんのだ!たかだか4時間…天才にとってみれば朝飯を食べるようなもの!」



















「ん?………4時間!?」













そろーっと時計を見る桜木






「なぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!なんてことだ!!!!!!」






米山 「どうしたんだ?」






バタバタと帰り支度をする桜木



桜木 「あぁぁぁ晴子さんとの約束が…2時間も遅刻だ…」






米山 「どうしたんだよ花道?」








桜木 「今日は試合を観に行く約束が会ったんだ…2時間も遅刻だなんて………晴子さん…」







米山 「あぁ…今日は国体の決勝か…ちょうど前半を終わった後ぐらいじゃないか?」






あたふたとする桜木



出口に向けて駆け出している






米山 「おーーい!花道!」







桜木 「?」








米山 「明日も待ってるぞ!」






グッ




左手でOKサインを出す桜木



駆け出していく







バタンッ





起き上がった体を再び地面に横たえる米山



「桜木…花道か…」


(技術はてんでダメだけど…あの体力…バケモンか…)





続く



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