2013年11月15日
スラムダンクの続編妄想#104 懐かしい感覚
米山にティップシュートを教わる桜木
ドガァッ!
ボースハンドでダンクを決める
米山 「………バーカ…そりゃダンクだよ」
桜木 「む?なにが違う?」
米山 「はー…仕方ないやつだな…ボール貸してみろ」
桜木 「む…」
米山 「ほっ!」
バスッ
またしてもティップシュートを決める米山
米山 「こうだ…」
桜木 「……む…ダンクはダメなのか?」
米山 「…んー…そうだな……よし花道…もう一回さっきの要領でやってみろ」
桜木 「?」
ゴール下で向かい合う2人
米山 「今からボールをボードに当てる…それをティップで決めるんだ」
桜木 「ほぅ…いいだろう…やってやる」
ガッ!
再びボードにボールを当てる米山
「ほっ!」
空中でボールをキャッチする桜木
「!」
そのままリングに叩き込もうとするが米山の手がそれを邪魔をする。
ザッ
ボールを持ったまま着地
米山 「どうだ?わかったか花道」
桜木 「むぅ……」
米山 「試合中、ゴール下は混戦だ…そう簡単にダンクはできない」
桜木 「………」
米山 「そんな時こそティップだ」
桜木 「ほぅ…」
米山 「ただ、混戦でのティップは指先での正確なタッチが必要とされる」
桜木 「ふむ…」
米山 「まっ…その技術向上のためにもさっきのこれが役立つのさ」
キュッキュッ
ボールを指先で弾き出す米山
桜木 「なるほど…」
米山 「それに、これにはハンドリングやティップ力、握力を上げる効果もある…指先だけを使うっていうのが大事なんだ」
ピッ
バシッ
受け取ったボールを見つめる桜木
「ハンドリング…」
ダン!ダン!
キュッキュッ
桜木の頭の中ではドリブルチェンジでディフェンスを抜き去る流川の姿が浮かぶ
「はっ!」
ぶんぶんぶんぶん
「いかんいかん…またあいつが…」
米山 「?」
桜木 「ヨネ!さっきのやつもう一度だ!」
米山 「ん?ティップか?」
桜木 「そうだ!教えてくれ!」
米山 「おっ!やる気満々だな!いいぞ付き合ってやるよ」
桜木 (このティップとやらを復帰前に習得しておけば…)
………
ダン!
ダン!
宮城のドリブル突破
ピッ
ボールを受けた流川がシュートを放つ
ガッ
それをブロックする仙道
「しまった!リバウンドー!」
「おう!」
ダッ
リバウンド争い
桜木の周辺には魚住や福田の姿
ピッ
バスッ
綺麗なティップシュートを決める
「なーはっはっはっ!ボス猿にフク助め!この天才に手も足も出まい!」
晴子 「スゴい!桜木君!」
桜木 「いえいえ…ハルコさん…天才ですから…」
…………
「…みち!」
「花道!」
「!」
現実に戻る桜木
桜木 「いかんいかん!」
米山 「お前本当大丈夫か?一人でニヤニヤして…」
桜木 「おう!任せろヨネ!集中の鬼桜木!そのティップとやらを習得してやるぞ!」
米山 「集中???…まぁいい…さぁ!はじめるぞ!」
ピッ
リングにボールを当てる米山
バッ
桜木 「ほっ!」
ガッ
米山 「だー!ダメだダメだ!力が入り過ぎだ!」
ガッ
米山 「違う違う!ボードを使え!」
ガッ
米山 「何度行ったらわかるんだ!力みすぎなんだよ!」
「ふんぬーーーーーーーーー!」
ダンダンダンダン
ボールに何度も頭をぶつける桜木
米山 「…!…すまん花道…言い過ぎた」
桜木 「…ふー…いやいいんだヨネ」
米山 「つい…教えるのに夢中になっちまった」
桜木 「む?ヨネは悪くないぞ」
米山 「そうか…こうしてるとつい昔を思い出してな…」
桜木 「昔?」
米山 「いや!何でもないんだ…続けよう花道!」
桜木 「…?」
ピッ
桜木は思い出していた…
仲間にパスをもらい打ち続けた2万本シュートの日々。
次第に笑顔になる桜木
桜木 (おぉ!なんだか懐かしい感覚だ)
米山 (ふっ…本当変わったやつだな…花道は…)
こうして花道は夕陽が沈みだす頃までひたすらティップの練習を繰り返した。
ダン…ダン…
米山 「よぉし!桜木!今日はもういいだろう」
桜木 「む?もう終わりか?やっと半分くらい入るようになったのに…」
米山 「あぁ…明日もあるしな……それより足は大丈夫か?」
桜木 「足?なんともないが…」
ピョン!ピョン!
その場で何度か飛ぶ桜木
米山 「そうか…ならいい…」
(こいつ…本当に底なしだな…それに…昨日よりも高く飛んでる気がしたが…)
米山 「明日も来るのか?花道!」
桜木 「トーゼン!」
米山 「あぁ!じゃぁ明日な」
続く
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