2013年11月16日

スラムダンクの続編妄想#108 約束




東京のとある空き地



向かい合う大きな男が2人




ピッ



バシィッ




桜木からのパスを受けとる米山




桜木 「さぁ…ヨネの番だ」




米山 「へへっ…」

(こりゃなめてかかるとやられるな…)




「いくぞ!」





ダン!




米山トップスピードから抜きにかかる




ザッ



桜木、しっかりとこれに反応




ダンダン



米山急ストップからのレッグスルー




桜木 「!」




上体を一度起こす米山




桜木 「む!」 (シュートか?)




ダン!




桜木の腰が浮いた所をドライブ




桜木 「なっ!?」





バスッ





米山 「よし!」





ボールを受け取る桜木



「ぐぬぬぬ…」




悔しそうな表情





米山 「どうした?降参か?」




桜木 「うるさい!勝負はまだはじまったばかりだ!」




ダン



ドリブルを突き出す




ザッ



米山、先ほどと同じ距離感 (打つか?)




ダン




ダッ




桜木、またしてもジャンプシュートを放つ





バッ







米山 「あまーい!」





ブロックが飛ぶ





米山 「!」





しかし、桜木の打点の高さに手が届かない



(たけぇ!)



ピッ





シュートを放つ桜木








ガッ



桜木 「なっ!?」




ボールがリングを弾く




米山 「よし!もらっ…」




バッ



桜木 「自らとーる!」



ピッ





バスッ





米山の後ろから綺麗なティップシュートを決める





桜木 「天才!」




米山 (今のジャンプ…なんだ?飛び過ぎだろ…)






桜木 「どうしたヨネ……さてはこの天才の華麗なティップに声も出ないんだな」





米山 「………」





ピッ




桜木 「!」





ザシュッ





米山 「へっ…今のは3Pだな」




ガルルルルー!


桜木 「ヨネ!卑怯だぞ!人がしゃべってる最中に!」





米山 「なーにいってんだよ…勝手にしゃべりだしたのはそっちだろ」





桜木 「ぐぬぬぬぬぬぬ!』





米山 「さぁ続けるぞ…!」

















………




どれくらいの時間がたったか


肩で息をする米山




「ふー」




桜木 「ヨネ!今どっちが勝っているんだ!?」




米山 「はぁ…はぁ…えっと今は30対22で俺だったはず」




桜木 「ぬ!まだこの天才が負けているのか!早く続けるぞ!」




米山 「はいはい…」

(こいつの体力やばいな…このまま行くと逆転されちまうかも…)










「………ーん!」






「?」








「桜木くーん!」



遠くから桜木を呼ぶ声





「ん?」





「はぁはぁ…はぁはぁ…」






そこには









看護婦の姿







桜木 「?」







看護婦 「全く!あなたって子は!桜木君!今日は色々準備があるっていったでしょ!」




桜木 「む?そうなのか?」




看護婦 「もう!明日退院に向けての精密検査があるから今日は色々その準備があるの!」





桜木 「おぉ!退院か!」





看護婦 「ほら!早く!先生待ってるわよ!」








桜木 「む…後からじゃダメなのか?」





看護婦 「はー…だーかーら!今すぐよ!」






桜木 「……」






米山 「いけよ!花道!」






桜木 「ぬ…」







米山 「勝負はお預けだ…」







桜木 「ふっ…今日の所はこれぐらいにしといてやろう」







米山 「全く…口だけは達者だな…」










着替えに向かう桜木


隣では看護婦がせかしている。





「花道!」






「ん?」


着替えを止める桜木






米山 「土曜は来れるのか?」




桜木、看護婦の顔を見る



看護婦 「もう……まぁ…明日の検査でなにもなければ大丈夫よ」



笑顔になる桜木


グッと親指を立てて米山に合図を送る






米山 「わかった!土曜に連れて行きたい場所があるから!またここに8時だ」





桜木 「…連れてきたい?…あぁ…わかった」





米山 「8時だぞ!約束だ!遅れるなよ」










看護婦に引っ張られていく桜木




ドサッ!




米山は地面に座り込む


「桜木の体力が異常なのか…俺の体力が落ちたのか…」



ピッ




高く頭上にボールを投げる米山













「またバスケするかな…」





続く



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