2013年12月06日

スラムダンクの続編妄想#223 特訓の前に



湘北高校に取り残された桜木



安西との勝負に敗れ特訓の約束を守ることとなる。







キラン!


安西のメガネが光る





「地獄の特訓スタートです」











キュッキュッ!









アップを行う桜木





「おやじ!…もう体は暖まったぞ…なにからすればいいんだ?」






安西 「ふむ…では桜木君…こちらに…」





ローポストへ向かう





安西 「三井君…ちょっといいですか?」




三井 「はい…」




桜木を守る構えの三井




安西 「桜木君…センターというポジションの主な攻撃範囲はわかるかね?」




桜木 「攻撃範囲…」

(確か…ゴリは…)




ローポスト、ミドルポストより内側を歩きまわる桜木




桜木 「この辺か…」





安西 「宜しい…場合によってはそこにハイポストも含まれます」




桜木 「……」




安西 「では桜木君…今度は私がボールを渡すので三井君に攻撃を仕掛けてみてください」




桜木 「…あぁ…」




安西 「三井君はブロックせずに…軽く守ってください」





三井 「わかりました…」






ピッ!




安西からボールが入る




キュッ!





ピッ!




ターンからのジャンプシュート





安西 「ふむ…もう一度…」





ピッ




またボールが入る




安西 「桜木君…先ほどと一緒のプレーはダメですよ」




桜木 「ぬ!」







桜木 「………っ!」





ダン!





今度はパワードリブルからのゴール下シュート




安西 「宜しい…」






数回後






桜木 「む…!」





動けなくなる





安西 「おや…どうしましたか?」




桜木 「………わからん」




安西 「わからない…ですか…」




桜木 「あぁ……くそっ!」

(どうやって攻めればいい…)




安西 「ほっほっ…では今度、三井君、お願いできますか」





三井 「わかりました…!」









攻守が入れ替わる








10分後










キュッキュッ!





ピッ!




いくつかのステップを踏んだ後に三井がフック気味のシュートを放つ






スパッ!





桜木 「!!!!」









高宮 「おい…やっぱミッチーはすげぇな…」


大楠 「花道とは比べ物になんねぉぞ…」


野間 「あぁ…これじゃ永遠に攻撃が続く」



水戸 「あぁ…」

(なんか似たような技も多いんだけどな…なんかが全部違うんだよな)









キュッ!




ボールを止める安西


「桜木君…今の10分間…なにか気付きましたか…」





桜木 「……なんていうか…」





安西 「ふむ…」





桜木 「全部似てるけど似てないような…なにかが微妙に違う…」





三井 「…へぇー。」

(気付くことはできたみたいだな…)





安西 「ほっほっ…その通りです」




桜木 「!」




安西 「ここまでの三井君のプレーは色んなプレーを組み合わせてできているのです」




桜木 「組み合わせ…?」




安西 「その通り…」





たぷたぷ



最初の桜木のターンシュートを真似しようとローポストに向かう安西





「君がこうしてもらう…」




「ターンする…」





「さっき君はここでジャンプシュートを打った…」








桜木 「む…」




安西 「例えばそこでフックを打てばオフェンスのパターンは1つ追加される」




桜木 「!」




安西 「さらに…」



ぽよよ〜ん



少し後ろに飛ぶ安西




安西 「はぁ…はぁ…このように後ろに飛べば翔陽の花形君のフェイダウェイだ…はぁ…」




桜木 「なるほど…この天才にあのメガネのようになれと…」




安西 「ほっほっ…それも悪くありませんが君の性に合わないでしょう…」




桜木 「む…」

(確かに…あまり逃げるようなシュートは打ちたくない…)




安西 「桜木君…君にはまず今まで見てきたたくさんプレーをひとつづつ、真似してもらいたい」




桜木 「真似…盗むのは…気が進まんな…」




安西 「ほっほっ…さっきもいいましたがオフェンスはたくさんのプレーの組み合わせです」




桜木 「?」




安西 「まずは、桜木君ができるオフェンスのパターンを増やしていきましょう…そうすれば君だけのとっておきも出来上がる」




桜木 「ほぅ…とっておきか…」












………


ワーワー!



桜木の頭の中




大歓声のもととっておきの技で陵南の福田をかわし、仙道の上からダンクを決める自身の姿





「桜木くーーーん!すごーーーい!」


「やっぱり天才だ!!!!」


「桜木が神奈川No.1センターだ!」






………










桜木 「フッフッフッフッ…おやじ…いいじゃねぇか…」




安西 「ほっほっ…ノってきましたね」




桜木 「あぁトーゼンだ…まず何をやればいい…」








安西 「ふむ…それでは皆さん宜しくお願いします」




桜木軍団に視線を向ける





桜木 「ぬ!…お前ら…?」







ジャージー姿の4人



4人の手には流川と桜木がセンタープレーの練習で使用している対人用の大型サンドバッグ




高宮 「へへっ…」


野間 「まずはオレたちが相手だ…花道…」


大楠 「あぁ…今日こそ日頃の恨みを…」


水戸 「…宜しくな…」







桜木 「おやじ…こいつらにいったい何を…」







安西 「ほっほっ…」






「言っただろぉ…地獄だと!!」







桜木 「!!!!」






安西の瞳の奥


一瞬デビルを見た桜木





ゴクッ…







続く



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