2014年01月18日

スラムダンクの続編妄想#337 自分の勝負、チームの勝利




第3Q中盤を迎えた準決勝、第2試合



湘北はゴール下の要・桜木を一度ベンチへ下げる。




湘北高校

#5 G 安田靖春165p/56s
#6 SG 潮崎哲士170p/62s
#12 F 石井健太郎170p/60s
#9 PF 流川楓188p/77s
#7 C 角田悟181p/73s



陵南高校

#6 G 植草智之170cm/62kg
#17 SG 仙名健志郎177p/63s
#4 F 仙道彰190cm/79kg
#7 PF 福田吉兆188cm/80kg
#11 C 菅平裕188p/78s







時計は間もなく残り5分30秒を指そうかという場面



安西 「ほっほっ…作戦会議ですよ…」



「作戦会議…?」



言葉の意図をうまく理解できずにいる桜木



キュッ!



ダン!



桜木 「!!」



仙道 「!!」



クッ



クッ!



バスッ!!



ゴール下、数回のフェイントから粘り強く流川が決める



安西 「さぁ…時間がありません…早くこちらへ」



桜木 「けっ…今更何が作戦会議だ…どーせキツネを助けろとかいうんだろ…」



宮城 「おい…花道…!」



桜木 「ちっ…!」



再び下を向く



桜木 「……」

(フク助のヤロー…くそが…!)



第2Q終盤以降、何度も失敗に終わったディフェンスを思い返す。











桜木 「……」

(オレのせいで…リードされちまった…)





















「おい…聞こえんのか?桜木?」



桜木 「!!!!」



瞬間、顔を上げる



桜木 「……」

(おやじ?…いや空耳…?)






スパッ!



桜木 「!」



コート上、再び福田のシュートが決まる



「よーし!いいぞ福田!」


「いけー!一気に突き放せー!!」



湘北 41
陵南 49



桜木 「フク助…!」



グッ!



両拳をキツく握りしめる



「……」



その視線に気付く福田



「フンッ…オレの勝ちだ…」



キュッ



桜木 「くっ…!」







その後方、流川が角田に声をかけている



桜木 「……?」









キュッ



湘北の攻撃



ダン!



ハイポストから流川が中へ切れ込む



キュッ



仙道もこれに対応



ピッ!



すぐさま、外の安田に戻す



キュッキュッ



仙道 「菅平!いったぞ!!」



ガシィィィッ!!



菅平 「!!」



キュッ



ピッ



流川のスクリーンでフリーになった角田がボールを受ける



ピッ!








ガッ!!



シュートがリングの手前を弾く





宮城 「カク!ドンマイ!!気にするな!」


彩子 「そうよ!流川もナイススクリーン!」


桑田 「くそっ…せっかく流川のいいチームプレーだったのに…惜しい…」


佐々岡 「あぁ…次はきっと上手くいく…!」











「………」












「ちっ……」












スッ


宮城 「!!」


おもむろに立ち上がる桜木


キュッ


安西の隣へと向かう









「おやじ…待たせて悪かったな…」




その目をしっかりと見つめる安西




「ふむ…準備ができたようですね…」




桜木 「あぁ…どうすれば陵南に追いつけるんだ…」



スッ



安西の隣に腰かける




「ほっほっほっほっ…」




桜木の言葉を聞いた途端、微笑みだす安西




桜木 「なんだ…おやじ…?」




「……」

(前より…更に大人になりましたね…桜木君…)




桜木 「何黙ってんだ?…早くしろよ…時間がねーんだろ…」




「……」

(以前に増して…自分の勝負よりチームの勝利を考えるようになってきた…)




桜木 「??」




安西 「ほっほっ…さぁ…始めましょうか…」




桜木 「あぁ…なんでもやるぜ…」






続く



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