2014年01月19日

スラムダンクの続編妄想#340 集中




ビーーー!



オフィシャルテーブルからブザーが響く



「メンバーチェンジ!湘北!」



キュッ



「いってくるぜ…おやじ…」



コートに桜木が戻る



湘北高校

#5 G 安田靖春165p/56s
#6 SG 潮崎哲士170p/62s
#9 F 流川楓188p/77s
#7 PF 角田悟181p/73s
#8 C 桜木花道190p/85s




陵南高校

#6 G 植草智之170cm/62kg
#17 SG 仙名健志郎177p/63s
#4 F 仙道彰190cm/79kg
#7 PF 福田吉兆188cm/80kg
#11 C 菅平裕188p/78s




田岡 「む…桜木を戻したか…」

(しかし…今のあいつに何ができる…)



湘北ベンチ、安西を見つめる



田岡 「フッ…湘北は墓穴を掘ったな…」



彦一 「墓穴ですか…?」



田岡 「その通りだ…」



彦一 「??」

(どういうことや…)



田岡 「この局面…普通ならゲームメイクができる宮城を入れ、試合を立て直したいはず…」



彦一 「!」



田岡 「しかし…出てきたのは何度も攻撃を止められてきた桜木…」

(今のあいつはリバウンドを除けば、スピードのある一選手にしか過ぎん…)



彦一 「つまり…!」



田岡 「この交代で…湘北は宮城が出れない事を自ら証明したのだ…」



彦一 「なんやてっ!?」



ガタッ



勢いよく席を立つ田岡




「お前達!湘北の宮城は出れないぞ!一気に方をつけるんだ!」




「!!!!」



田岡の声に騒然とする場内



中村 「なんだって!?」


相田 「そんな…!」

(アップしてたのは周りを欺くため!?)



キュッ



「おい!聞いたか!?湘北の宮城は出れないみたいだぞ…!」


「本当かよ!アップには参加してたのにか!?」



観客席もざわつき始める



高宮 「おい!聞いたかよ!」


大楠・野間 「あぁ…まじかよ…」


水戸 「……」

(なるほど…どーりでアップでシュートを拾ってばっかだったのか…)





「ちっ…」


舌打ちをする宮城


「バレちまったか…」


晴子 「宮城さん…」


彩子 「リョータ…」


宮城 「仕方ねぇ…いつかはどーせバレるしな…ここまでよく持った方だぜ…」


安西 「ほっほっ…その通りです…」


宮城・彩子・晴子 「!!」


安西 「その分…彼がやってくれますよ…」


桜木を見つめる



キュッ



仙道 「……」

(やっぱり…宮城の動きはフェイクだったのか…)



キュッ



「………」



桜木が無言で横を通過する



仙道 「!!」



キュッ



植草 「仙道…ディフェンスはどうする…?」



仙道 「あ…あぁ…」



植草 「監督の指示もないし、このままボックスワンを続けよう…」



仙道 「そうだな…」



キュッ






仙道 「……」

(いつもなら…憎まれ口の一つくらい言ってくのにな…)



ゴール下に向かっていく桜木を見つめる



仙道 「……」

(それだけ…ゲームに集中してるってことか…)





ピッ!



サイドスローを受け取る安田


「さぁ、1本だ!」







桜木 「……」

(絶対…勝つ…!)






続く



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