2014年02月28日
スラムダンクの続編妄想#408 着々と
桜木 「お、お前は…!?」
湘北バスケ部で厄介なもめ事が起ころうかという頃
キュッ
ピッ!
「行け!菅平!勝負だ!!」
ダン!
キュッ
パワードリブルから一気にターンシュート
バシィィィィィッ!!!!
菅平 「なっ!!!!」
「よーし!!ナイスブロックだ!!」
「はいっ!!」
陵南高校バスケ部
「よしよし…」
満足げな表情の田岡
すっ
ゆっくりとあごをさする
「今年の補強もうまくいったな…」
コート上、今しがたブロックを決めた大きな男を見つめる
仙道 「さぁ!もう1本だ!」
「はい!」
ピッ
仙道からのパスを受け取る仙名
キュッ
3Pを構える
キュキュッ
仙名 「!」
すぐさま距離を詰めるマークマン
ダン!
裏をつき、ドリブルでドライブ
仙名 「!」
(もらった…!)
バシィィィィィッ!!
ボールが地面に接する直前、伸びた手がこれを叩く
仙名 「なっ!!」
「速攻!!」
ダン!
スティールを決めた選手が一気に攻め上がる
ダン!
そのままレイアップへ
バシィィィッ!!!!
「えっ!?」
すぐ後ろ、仙道の手がシュートをブロック
彦一 「ナイスや!さすが仙道さんや!!」
「くそっ…!」
ブロックされた選手は悔しそうな表情
「………」
仙道 「今のは、もう少し後ろを警戒した方がよかったかな…」
去り際に声をかける
「…!」
「………」
「はいっ!!!!」
元気よく返事をし、ディフェンスへと戻る
田岡 「うむ…」
(あの2人なら、すぐに戦力として使えるかもしれんな…)
そのままコートサイドに並ぶ大勢の選手達を見つめる
田岡 「次の大会が楽しみだな…」
(現時点で戦力になる選手はもちろん、磨けば光る原石もたくさんおる…)
「………」
「………………」
田岡 「フッ…」
(高頭よ…今度こそ、陵南が王者だ)
同じ頃
海南大付属高校
毎年、各校の実力者が集まる名門
スパッ!!!!
「げっ…まじかよ」
清田の目の前、ミドルシュートを沈める男
神 「信長!ディフェンスしっかりな!」
清田 「は、はい。すいません…」
(ちっ…この1年坊主…!)
自分と同じくらい身長の男を睨みつける
高頭 「うむ…」
(次の大会…早ければベンチ入りもできるかもしれんな)
例年のごとく、ここにも新たな戦力が加わろうとしていた。
そして、
伊藤 「監督!宜しくお願いします!」
「お願いします!!!!」
「………」
「………………」
まじまじと選手の顔を見つめる男
「うむ。こちらこそ宜しく頼むぞ…」
正式に監督を招いた翔陽高校
藤沢 「さぁ!マイケル!今年こそ私たちがNo.1よ!」
マイケル 「オーケー!恵理!当然さ!」
名高 「よーし!1年ども!しっかりついてこいよ!」
「はいっ!」
ベンチ層の薄さを解消すべく補強に動いた緑風高校
各校、新入生を加え着々とパワーアップしようとしていた。
続く
各校着実にパワーアップしてますよ。
ただ、湘北もちゃんとパワーアップするので…お待ちくださいませ〜