2014年03月18日

スラムダンクの続編妄想#424 怖い存在




筑武大学   32
白山学院大学 38







関東大学バスケットボール新人戦



準決勝第2試合



残り2分半をきった試合は白山学院の攻撃







筑武大学

G 藤真健司/178p/66s
F 樫野/188p/83s(2年)
F 御子柴/188p/80s(1年)
PF 大本/191p/86s(2年)
C 赤木剛憲/198p/93s



白山学院大学

G 深津一成/180p/76s
SG 岩沢/185p/79s(2年)
F 諸星大/186p/78s
PF 北川/190p/88s(2年)
C 河田雅史/194cm/91kg







ダン…ダン…



トップでボールをキープする深津



キュッ



守る筑武は1−3−1のゾーンディフェンス



赤木 「御子柴!そっち行ったぞ!」



御子柴 「あぁ!」



赤木 「逆サイッ!中に注意!」



「おぉ!」



キュッ



ゴール下に仁王立ちする赤木の的確な指示



「すげぇ!筑武、隙がねぇぞ!」



「赤木だ!あいつのコーチング(指示)がスゴいんだ!!」



キュッ



河田 「へぇ…」

(意外と…固そうだな)



諸星 「…!」

(ちっ…こりゃ相当練習してきてるな)



驚きと困惑した表情の選手



キュッ



ダン…



ダン…



「……」



そんな中、顔色ひとつ変えない深津



藤真 「……」

(くっ…何を考えてるか読めない)



「………」



「………………」



ダン…



深津がキープしている間に、両ウイングに岩沢と諸星



ダン…



両ローポストに河田と北川が向かう



深津 「……」

(整った…ピョン)







ピッ!!!!



ウイングの岩沢へパス



同時に、岩沢とは逆のローポストにいた河田がハイポストへ向かう



深津 「中…ピョン!」



キュッ



赤木 「来るぞっ!」



ピッ!



キュッ



ハイポストで河田がボールを受ける



キュキュッ



すぐにフロントターンでリングと向かい合う



キュッ



目の前、1−3−1中央を守る大本



河田 「…!」



その向こう、ゴール下ではローポストの北川を警戒している赤木



赤木 「……」

(来るか…河田)







ピッ!



間髪入れず、ボールを北川がいないサイドのコーナーへ流す



赤木 「…!」



キュッ



走り込んだ諸星



キュッ



3Pラインより少し内側、すぐにジャンプシュートを構える












キュッ



諸星 「な…!?」







リリース直前



ウイングの御子柴がチェックに追いつく







ピッ!







諸星 「リバンッ!!」



キュッ







ガッ!



ボールがリングの手前を弾く







ガシィィィィッ!!!!



力強くボールをキャッチする赤木



ダンッ!



ピッ!



着地後、藤真にボールを預ける



赤木 「さぁ!もう1本だ藤真!」



藤真 「あぁ!」







キュッ



ディフェンスに向かう白山メンバー







諸星 「悪い。プレッシャーでブレちまった」

(あの位置(コーナー)、少し苦手なんだよな)



河田 「構わん。入るとは思ってなかった」



諸星 「な!?」



深津 「今のはフェイクの方がよかったピョン」



諸星 「そんな…」



深津 「これで、今日のシュートミスがまたひとつ増えたピニョン」



諸星 「…!」



河田 「うはは!気にすんな。お前のおかげでだいたいわかったぞ」



諸星 「…?」



深津 「…あと1回で充分だピョン」



諸星 「???」

(あと1回?何の事だ?)







ダン!



筑武の攻撃



キュッ



ピッ!







スパッ!



筑武大学   34
白山学院大学 38



「よぉーーし!御子柴ナイッシューッ!」



「これで4点差だ!」







赤木をおとりに御子柴がインサイドから得点を上げる



河田 「……」

(赤木のやつ…引き立て役にまわる気か?)












記者席



中村 「スゴい!筑武が盛り返してきてますね!」



相田 「えぇ。そうみたいね」



中村 「これなら、もしかするとこのQで同点も…」



「まだわからないわ」



言い終える前に、相田が口を挟む



中村 「どいうことですか…?」



相田 「……」



中村 「さっきの1−3−1ディフェンスも機能してるように見えましたし…」



相田 「それは、あの攻め方だからよ」

(シュートは入らなかったけど、あのプレー…ディフェンスが機能したとは簡単に言い難いわ)



中村 「え…?」



相田 「ゾーンディフェンスには、それぞれにいくつもの攻め方がある」



中村 「……」



相田 「諸星君のシュートが外れたプレーも、その中のひとつ」



中村 「…!」



相田 「それに、白山…深津君がゾーンへのオフェンスパターンをひとつしか持ってないと思う?」



中村 「いえ…そ、それは」



相田 「さっきの白山の攻め方…かなり基本的、まさにセオリー通りのパターン」



中村 「セオリー通り…」



相田 「もしかすると、筑武の1−3−1の弱点を探していたのかもしれないわ」



中村 「弱点を…!?」



相田 「そう…」







オフェンスに向かう深津に注目する







相田 「……」

(深津一成…山王工業主将で、堂本監督が全幅の信頼を寄せていた選手)







「筑武にとって…一番怖い存在かもしれないわね」







続く



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