2014年03月27日

スラムダンクの続編妄想#431 分岐点へ




筑武大学

G 藤真健司/178p/66s
SG 西脇/183p/77s(2年)
F 御子柴/188p/80s
PF 岸本実理/188p/78s
C 赤木剛憲/198p/93s



白山学院大学

G 深津一成/180p/76s
SG 岩沢/185p/79s(2年)
F 諸星大/186p/78s
C 高砂一馬/191cm/80kg
C 河田雅史/194cm/91kg







第3Q



試合は5分を経過した所







ダン…



ダン…



藤真 「さぁ!1本だ!」



「おぉ!」



筑武大学の攻撃







筑武大学   46
白山学院大学 53







キュッ



河田 「高砂来るぞ!」



高砂 「あぁ!わかった」



キュッ



ゴール下、赤木と岸本が互いにスクリーンに向かう



キュキュッ



高砂 「河田!右だ!」



河田 「オッケー」



キュッ



声をかけ、この動きに対応



キュッ



赤木 「…!」

(やはり…固いか)



キュキュッ



河田 「む…」



「岸本こっちだ!」



キュッ



ペイントエリアに飛び込んでくる御子柴



高砂 「!」



岸本 「助かったわ」







ガシィィィィッ!!



高砂 「くっ…!」



キュッ



岸本、御子柴のスクリーンを使いミドルレンジまで広がる



キュッ



御子柴、そのまま体を反転



御子柴 「藤真!こっちだ!」



ローポストに構えボールを要求



諸星 「なにっ!?」

(そっちか!?)



キュッ



ガッ!



諸星、少し強引に体を御子柴の前に入れる



御子柴 「……」



キュッ



くるっ



瞬間、そのままリバースターンで裏へときれる



諸星 「…!」

(逆…!?)







ガシィィィィィッ!!!!



ゴールのほぼ真下、今度は河田にスクリーン



河田 「む…!」



御子柴 「ぐっ…」

(こいつ…なんてパワーだ)



キュッ



ダッ!



先ほどまで、御子柴がいたローポストに向かう赤木



キュッ



諸星 「くっ…」

(どうする…スイッチで一旦パスコースを防ぐか)



御子柴のスクリーンに対応が遅れる河田へ目をやる



河田 「……」



ぶんっ



表情を変えず、左右に首をふる



諸星 「…!」



キュッ



諸星、そのまま御子柴のマークに向かう







赤木 「藤真っ!」



キュッ



ローポストで構えると同時



キュッ



藤真がパスを構える



河田 「……」

(ちっ…ここのパスは仕方ねぇ)



キュキュッ



藤真・赤木 「!!」



赤木の前、片手を出しパスコースを遮る高砂



河田 「お…!」

(こりゃ助かるぜ)



キュッ



自身のマークマンと少し距離をあけ、赤木に若干寄る



深津 「……」

(これじゃ…赤木へは出せないピョン)



高砂 「……」

(これなら…簡単に赤木へボールは入らない)







「………」







藤真 「フッ…」



深津 「!?」



ピッ!!



構わず、ウイング付近からパス



河田・高砂 「!!!!」







キュッ



バシィッ!



0度の位置



ミドルレンジでボールを受け取る男



「よっしゃ!」



ミートと同時







ピッ!



ジャンプシュートを放つ



高砂 「…!」

(しまった…!)












ザシュッ!



ボールがネットをくぐる







筑武大学   48
白山学院大学 53







「いいぞ筑武!しっかり食らいついてるぞ!」



「岸本ナイッシュー!さすがだ!」



キュッ



岸本 「ヘヘッ…当たり前や」

(どんだけ、あの(ミドル)シュートを練習したと思っとんねん)



「よぉーーーし!よく決めた!岸本!」



ガッ!



ぐしゃっ



真上から頭を掴まれ、豪快に左右にふられる



岸本 「いてて…首がとれるわボケッ!」



バシィィッ!!



そのまま、今度は背中を叩かれる



岸本 「がっ!!!!」



赤木 「次も頼むぞ」



岸本 「……」

(こいつ…いつか絶対やり返したるわ)



藤真 「……」

(岸本…痛そうだな)












キュッ



すっ



ゴール下、小さく弾むボールを拾う高砂



キュッ



悔しそうにエンドスローに向かう







「気にするな」



高砂 「…!」



河田 「今のはオレのミスだ」



高砂 「河田…」



河田 「ナイスカバーだったぜ」

(おかげで赤木にはボールを入れれなかった…)



深津 「…河田の言う通りだピニョン」



高砂 「…!」



深津 「それに、元はといえば諸星が悪いピョン」

(不用意にあいつ(御子柴)を中に入らせたのがミスだピョン)



河田 「そういうことだ」



深津 「また…諸星のミスが増えたピョン」







「ん…?」



先にオフェンスへ走る諸星が振り返る



「……」

(何か今、イヤな予感が…)







ピッ



高砂がエンドラインからボールを入れる



河田 「まぁとにかく…あいつ(岸本)はセンターじゃない。あの距離のシュートも注意が必要だ」



砂 「あぁ。そうだな」



河田 「なーに、なにかあればオレがマークするさ」



砂 「……」

(てことは、赤木にオレか…)







ポンッ



軽く肩を叩かれる







河田 「ぶはっ!冗談だよ冗談。今日はオレが最後まで赤木とやらせてもらうぜ」



砂 「…あ、あぁ」



ダン…



深津 「それより…」



河田・砂 「ん…?」



ダン…



深津 「砂をマークするのが、センターじゃないってことは…」



砂 「……」



深津 「こっちは、そこをつくピョン」



砂 「!!!!」












ダン!



ローポストからドリブルで中へ切れ込む



キュキュッ



クッ



クッ



キュッ



ステップとフェイクでディフェンスを揺さぶる



岸本 「くっ…」

(こいつ…! 顔は赤木なのに…プレースタイルはまるで逆や)







バスッ!



砂、センタープレーで再び得点を上げる







筑武大学   48
白山学院大学 55







「よーし!白山も負けてないぞ!」



「砂!ナイスステップだ!!」



キュッ



淡々とディフェンスに戻る







「………」



「………………」



「ふー。」



大きく深呼吸をひとつ







藤真 「……」

(そろそろだな…)



ダン…



ダン…



ゆっくりとフロントコートに向かう







タイマー 4:11



藤真 「……」

(あと、1分…)







ぐっ



自然と目元に力強さが増す



「……」

(いよいよ…分岐点だな)







続く



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