2014年03月29日

スラムダンクの続編妄想#432 逆転のチャンス




関東大学トーナメント新人戦



準決勝第2試合







試合は筑武の攻撃







キュッ



ガシィィィィッ!



砂 「くっ…!」



御子柴のスクリーンに行く手を阻まれる



キュキュッ



外に広がる岸本



ピッ!



合わせるようにパスが供給される



キュキュッ



高砂 「…!」

(また、シュートか!?)



キュッ



スクリーンをかわし、距離を詰める



キュッ



ピッ!



高砂 「なっ!?」



岸本、ミドルポストにボールを落とす



キュキュッ



ダン!



ガッ!



パワープレーで一気に切れ込む御子柴







バスッ!



筑武大学   50
白山学院大学 55



「いいぞ!御子柴!ナイスプレーだ!」



「また5点差だ!行けるぞ!ディフェンス止めろ」



キュッ



ディフェンスに向かう筑武メンバー







筑武大学

G 藤真健司/178p/66s
SG 西脇/183p/77s(2年)
F 御子柴/188p/80s
PF 岸本実理/188p/78s
C 赤木剛憲/198p/93s



白山学院大学

G 深津一成/180p/76s
SG 岩沢/185p/79s(2年)
F 諸星大/186p/78s
C 高砂一馬/191cm/80kg
C 河田雅史/194cm/91kg







観客席



唐沢 「まさか、筑武がここまで粘るとはな…」



右手で自身のあごをゆっくりとさする



牧 「…えぇ」

(やはり、藤真、赤木…乗り越えたか)



唐沢 「どうやら…前半の言葉を撤回しないといかんかもしれんな」



牧 「……」



唐沢 「だが…このまま今の状態では逆転は難しい」



牧 「…そうですね」



唐沢 「確かに、あの選手(岸本)のおかげでオフェンスではいいリズムを作れているが」



牧 「ディフェンス…ですよね」



唐沢 「そうだ」



牧 「……」

(あの選手(岸本)じゃ、高砂は抑えられない)







キュッ



ピッ



ピッ



白山、ボールは深津から岩沢を経由して諸星へ



諸星 「……」

(ちっ…本当はオレがやり返したい所だが)



キュッ



自身をマークする御子柴を見つめる



御子柴 「……」

(来るか…!?)



キュッ



ピッ!



御子柴 「!」



諸星、ハイポストへボールを入れる



キュキュッ



ピッ!



パスを受けた河田、間髪おかずにローポストの高砂へボールを落とす



赤木 「…!」

(ハイローか!?)



キュッ



岸本 「くっ…アカン」

(また、ポジションを!)



キュキュッ



高砂 「……」

(もらった…!)



ダッ!



一気にゴールへ向かう



キュッ



2歩目のステップで上体を起こしシュートを構える



岸本 「…!」

(これは…打ってくる!)







キュッ



クッ!



岸本 「なっ!?」



急ストップからポンプフェイク



ダッ!



岸本、この動きに完全に体が反応



高砂 「……」

(フッ…)







藤真 「まずい…!」



赤木 「岸本っ!」







ガッ!!!!



岸本、必死にスピードを殺すが体がわずかに接触







河田 「……」

(もらったな…)







バスッ!



そのまま、シュートを決められる



筑武大学   50
白山学院大学 57







ピーーーッ!!



「バスケットカウント!ワンスローッ!!」



審判がファウルを告げる







岸本 「くっ…」

(やってもうた…)



キュッ



バチィッ!



岸本の横、チームメイトとハイタッチを交わす高砂







キュッ



そのままフリースローラインへと向かう







岸本 「……」

(くそっ…あいつが誘ってくるのはわかってたはずや)



ぐっ



両拳を握り、高砂の背中を睨む



岸本 「……」

(完全に…オレを狙っとる)







藤真 「……」

(やはり、頃合いか…)



すっ



残り時間を確認する



タイマー 3:32












ダン…



ダン…



ゆっくりとシュートを構える高砂







ピッ!







スパッ



確実にボーナススローを沈める



「よーし!高砂ナイッシュー!」



「これで8点差だ!」







筑武大学   50
白山学院大学 58







岸本 「……」

(ちっ…)



キュッ



ピッ!



赤木からのエンドスローを受け取る藤真







赤木 「……」



藤真 「……」



目を合わせ、小さく頷く







ダン…



ダン…



ゆっくりとフロントコートに向かう







「………」



「………………」



すっ



右手を上げ、人差し指を立てる







藤真 「3番っ!」







「!!!!」



一瞬、驚いた表情の白山メンバー



河田 「……」

(ナンバープレーだと…?)



深津 「……」

(このタイミング…どういう事だピョン)



諸星 「……」

(どんな…セットオフェンスなんだ)



キュッ







一方の筑武メンバー







赤木 「……」

(やるのか…)



御子柴 「……」

(来たな…)



岸本 「……」

(見とれよ。白山)







藤真 「……」

(これで、逆転のチャンスを必ず掴むんだ)







続く



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