2014年04月13日

スラムダンクの続編妄想#444 付け焼き刃かどうか




キュッ



「土屋!そっち行ったぞ!」



土屋 「!」



キュキュッ



ピッ!



大京大の選手がシュートを放つ







チッ!!!!



土屋の指がわずかボールに触る



「リバウンドォッ!!」







ガシィィィッ!!



ボールを抑えたのは関南インサイド陣







三井 「よし!オフェンスだ」



ピッ!



関南がオフェンスに向かう







大京大学   44
関南学院大学 44



タイマー 6:08







「………」



「………………」



すっ







ギィッ



ベンチに腰を下ろす関南・徳田監督



「……」

(タイムをとろうかと思ったんやが…)



コート上、三井へ視線を送る



「……」

(少し…様子を見てみるか)












キュッ



ダンダン!



ディフェンスを引き連れ、フロントコートに入る土屋



「ちっ…」

(ホンマ、しつこいディフェンスやで)



ピッ!



ボールをウイングの三井に預ける



土屋 「……」

(これじゃ…ゲームメイクに集中できん)



キュキュッ



目の前、激しくディナイするマークマン







三井 「……」

(よし…やってみるか)







ダン…



ダン…



ボールを持った三井







土屋 「…?」



キュッ



コート全体を見渡しながらトップの位置に向かう







土屋 「三井…!」

(どういうつもりや?)







三井 「……」

(これだけ3Pラインから離れれば…プレッシャーも緩む)







すっ



右手を上げ、



人差し指を突き上げる







三井 「一本っ!行きましょう」

(こんな感じか…?)







「なっ!?!?」



土屋 「な、なんやて…!?」



「三井、どういうつもりだ!?」



「あいつ、こんな時に…なんの冗談だ?」



「出来るかの? ガードが」



驚いた表情のチームメイト







「おい…あいつガードの選手じゃないだろ」



「大丈夫だ。あんなのたいしたことないはず」



伊藤 「そうっすよ。どうせ付け焼き刃に決まってる」



大京メンバー、一瞬動揺するも再び守備を構える







三井 「……」

(付け焼き刃かどうか…しっかり見ときな)



周囲の声をよそに、真剣な表情







キュッ



ダン…



ダン…



落ち着いた様子でボールをキープ







「………」



「………………」



「なるほど…」



キュッ



ウイングの位置、土屋が動き出す



「たんなる思いつきって顔じゃ…なさそうやな」

(その作戦…のったで)







キュッ



三井 「……」

(頼むぜ…土屋)



土屋 「……」

(あぁ…)



自然と目が合う







土屋 「ちゅうことは…」

(オレの仕事は…あれやな)












そして、



関南ベンチ







「…いい考えだな」



徳田監督が小さく微笑む



「三井…」

(確かに…ガードは本来のお前のポジションやないが)







三井を見つめた後、土屋へ目をやる







「出来んわけ…ないわな」

(お前がいつも練習してるんは…ガードのスペシャリストや)







続く



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