2014年07月11日

スラムダンクの続編妄想#473 古豪の復活




宮城 「……」

(やっぱり…見にきといてよかったぜ)



視線の先







津久武  78
内村第二 22







関東大会県予選



ノーシードで今大会を迎えた古豪の初戦、



津久武がその実力を充分に発揮する。







川崎監督 「さぁみんな!ディフェンスもう1本止めるぞ!!」



「おぉっ!!」



キュキュッ



「ディフェンス!集中っ!!」



コート上、チームメイトを鼓舞する主将の西尾



キュッ



ガッ!!



ガシィッ!!



「オラオラァッ!もっと根性見せろよ内村第二!」



ゴール下、



激しいボディチェックでオフェンスの侵入を許さないのは南郷







宮城 「……」

(あの2人だけでもかなりの実力だが…)







注視するのは別の選手



キュッ



バシィィィィッ!!!!



西尾 「ナイスカット!東!」



ダンッ!



スティールを決めた選手がそのまま速攻に向かう



ダン!



「戻れっ!!」



必死で自陣へ戻る内村第二



キュッ



南郷 「こっちだ!東っ!!」

(ここで、オレのダンクをもう1本…!)



キュキュッ



ダンダン!



ボールを持つ選手がスピードを緩め、



南郷の位置を確認する



「くっ…!そっちか!?」



反応するディフェンス



キュッ



ダン!



「なにっ!?」



再びスピードを上げディフェンスをかわす



キュッ



バスッ!



そのままレイアップを沈める



「ナイッシュー東っ!!」



「うまい!完全にディフェンスを騙したぞ!!」



南郷 「くっ…!」

(東のやつ…オレをエサにしやがって…!)












「やっぱりアイツ…ガードの選手か…」



見つめる宮城、



眉間にしわを寄せる



「あの時から…気にはなっていたが…」



脳裏に数ヶ月前の記憶が蘇る







………



新人戦直前



湘北と緑風の合同合宿



その日程後半に参加した小さな大会での出来事







試合を終え、控え室に戻る湘北メンバー







「よぉ…湘北…」



宮城 「お前は…!」



「………あぁ」



宮城 「誰だっけ…?」



「なっ!? ちっ!」



ゴホンッ!



西尾 「オレは津久武の新キャプテン西尾大輔だ…」



宮城 「西尾……」

(知らねぇぞ…こんなやつ…覚えてねぇ…)



西尾 「たった1試合勝ったぐらいで調子に乗るなよ…」



宮城 「……」



すたすた



無視して歩く



西尾 「おっ!おいっ!」







そのすれ違い様



宮城 「…!」



最後尾を歩く、



1人の選手に目がとまる



宮城 「……」

(こいつ…怪我してるのか?)



東 「……」



手には三角巾が巻かれている



宮城 「……」

(身長はオレと同じくらいか…)



東 「…!」



目が合う2人



宮城 「……」



東 「……」



すっ



特に会話をかわすこともなく、



すれ違う







宮城 「……」

(ちっ…気にくわねー目つきだぜ)



東 「……」

(宮城…リョータか…)







………







宮城 「あいつ(東)が気になって見にきたが…」







キュッ



ダン!!



コートでは再び津久武の攻撃



キュキュッ



「一本!」



ガード・東のゲームメイク



キュキュッ



ダンダン!



上背はないものの、スピードを活かしディフェンスを翻弄する







宮城 「……」

(あのプレースタイル…オレとかぶるぜ)












そして、



ピーーーーッ!!!!



「試合終了!!」



津久武  98
内村第二 35



試合は終始リードした津久武が、危なげなくものにする。







宮城 「……」

(花道とオレが出ていなかったとはいえ…)



会場を後にし、帰路を歩く



宮城 「……」

(オレらが30点弱の差の内村第二に対し60点差か…)







すっ



額をイヤな汗が流れる







宮城 「……」

(くっ…厄介なチームがまた一つ増えたぜ)







続く



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