ピーのスラムダンクの続編妄想ルーム

キュッ



「さぁ！ディフェンスもう1本止めよう！」



「おぉっ！！」







2日目を迎えた関東大会県予選



各会場ではシード校が初戦を迎える。







キュッ



バシィィィィッ！！！！



コート上、男がスティールを決める







神　「信長！ナイスカット！」



清田　「トーゼンっすよ！神さん！」



キュッ



西堂　「おらっ！清田！そのまま決めてこい！」



ピッ！



こぼれたボールを拾い、前線へ大きく放る



清田　「リョーカイッす！」



ダッ！！！！







抜群のスピードで一気にボールへ追いつく







ダン！



清田　「今年も海南が最強だっ！！」







ドガァァァァァッ！！！！







そのままダンクを叩き込む



「おぉぉぉぉっ！！！！さすが海南！圧倒的！」



「今年も優勝候補No.1は海南で間違いないぞ！」







順当に実力を発揮する海南大付属高校












同じ頃



別会場にて、



キュキュッ



「中！囲めっ！！」



キュッ



ボールを持つセンターをディフェンス数人が囲む



キュッ



伊藤　「上田！外だっ！」



上田　「あぁっ！」



ピッ！



すかさずインサイドからパスアウト



キュッ



ピッ！







スパッ！



外から3Pが射抜かれる



「翔陽絶好調！！これで30点差だ！！」



「いいぞいいぞ伊藤！伊藤！伊藤！」



「翔陽！！翔陽！！翔陽！！翔陽！！」



応援席からは去年にも負けない声援がとぶ



伊藤　「……」



観客席の手前、「闘魂」と書かれた横断幕を見つめる







伊藤　「……」

(今度こそ…必ず)







海南へのリベンジを誓う、翔陽高校












そして、







宮城　「……」

(いよいよか…)



静かにコートを見つめ、







ぐっ



拳を握りしめる







宮城　「……」

(もう、途中欠場はこりごりだぜ…)







ピーーーッ！！！！



「3分前です！！」



審判の笛が会場に響く







安西　「さぁ…宮城君。行きましょうか」



微笑み、声をかける







宮城　「はい…！」







新生湘北がいよいよベールを脱ぐ







続く