2015年05月07日

スラムダンクの続編妄想#496 狙いと打開策




「さぁ!オフェンス取り返そう!」



ダン…



ダン…



湘北・安田がフロントコートに向かう








湘北 8
箕輪 8



湘北高校

#5 G 安田靖春165p/56s
#4 G 宮城リョータ168p/59s
#9 F 流川楓188p/77s
#7 PF 角田悟181p/73s
#8 C 桜木花道190p/85s



箕輪高校

#13 G 二宮智180cm/68kg
#5 SG 大野雅紀182cm/70kg
#4 F 相葉和成184cm/76kg
#12 PF 櫻井翔 191p/89s
#15 C 松本潤 190p/93s



第1Q、



タイマー 5:54







記者席



「で、中村くん…」



中村 「…!」



相田 「さっきあなたが言おうとしたことを教えてくれるかしら?」

(箕輪のスローオフェンス以外に何が試合を遅くさせているの…?)



中村 「さっき……」



相田 「えぇ。私は、ここまで湘北の試合を見ていたわけじゃないからわからないもの」



「………」



「………………」



しばしの沈黙







相田 「中村くん…?」



中村 「それが…」



相田 「…?」



中村 「僕も正直わからないんです…」



相田 「わからない…?」



中村 「はい。ここまで、誰か湘北メンバーが欠けてるわけでもなく…」



相田 「………」



中村 「そういう作戦をしている…というわけでもなく」



相田 「………」



中村 「ただ、単純に…いつもの湘北にしては遅い気がして…」



そう言い、腑に落ちない様子で頭を掻く












「なぁ、おっさん…」



「…!」







同じ頃、



観客席



自身の一列前に座るチエコスポーツ店長に声をかける水戸。



店長 「……?」



恐る恐る振り返る







水戸 「なぁ、あんた、バスケ詳しんだろ?」



店長 「あ、あぁ。そりゃもう、18年前のインターハイ予選で海南大附属が初優勝した際に決勝で対戦したのは…まぎれもなくこの…」



突如、自慢気な様子で語り出す



水戸 「んなことより、教えて欲しいことがあんだ」



店長 「…!」

(僕の…青春が…)



水戸 「湘北は、なんでさっきからずーっと、5番がボールを運んでんだ?」



店長 「…!」








バシィッッ!!!!



ピーーーッ!!



水戸・店長 「!!!!」



審判のホイッスルに思わず視線はコートに







「カットボール!!赤(湘北)!!」



キュッ



コート上、安田のパスがカットされ試合が一度止まる



安田 「………」

(しまった…またカットボール)



キュッ



サイドスローに向かう



すっ



安田 「…!? リョータ…!」



遮るように、



スローイン位置へ先行く宮城



「オレが出す…」



キュッ



キュッ



サイドラインに立つ



「ったく…こいつら」

(流川のマークにカクのミスマッチだけじゃなく…ここまでやるとは)



小さく呟き、



自身のマークマンを睨む



大野  「………」



宮城 「………」

(こいつ、相葉の流川のマークほどじゃねーがオレをぴったりとマークしてやがる)







ピッ!!



サイドからパスを入れる



宮城 「………」

(こいつらの狙いはただ一つ…)



すっ



見つめる先







安田 「さぁ!オフェンス行こう!!」



宮城 「………」

(箕輪の狙いは…オレにボールを運びをさせず、安田にゲームメイクをさせること)







「では、頼みましたよ」



「ハイッ!」







湘北ベンチ、



安西の横で指示を受けていた選手が、



交代席へと向かう。



キュッ



キュッ



「交代…お願いします」







水戸 「おっ…!」

(あの子…)







中村 「相田さん…湘北は選手交代するみたいです」



相田 「えぇ…!」







時同じくして、







「交代…お願いします」







隣接するコートでもメンバーチェンジが行われようとしていた。







続く



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