2015年05月13日

スラムダンクの続編妄想#499 兄よりも




キュッ



キュキュッ!!



キュキュッ!!



マイケル 「オォ…!」



コート上、



激しいマークでマイケルに食らいつく男







陵南高校

#6 G 植草智之170cm/62kg
#17 SG 仙名健志郎 177p/63s
#18 F 池上亮三187cm/77kg
#7 PF 福田吉兆188cm/80kg
#11 C 菅平裕188p/78s



緑風高校

#6 G 海老名嘉177cm/61kg
#5 SG 克美一郎 185p/72kg
#13 F マイケル沖田192cm/85kg
#9 PF 戸塚哲也180cm/75kg
#4 C 名高光195cm/88kg



陵南 7
緑風 15







彦一 「ここや! こんな時こそ応援で盛り上げなアカンっ!! 1年声ださんかいっ!!」



応援席に向かって叫ぶ



ガンガンッ!!

「ディーーフェンス!!」

ガンガンッ!!

「ディーーフェンス!!」

ガンガンッ!!

「ディーーフェンス!!」



池上の奮闘に応援も力が入る







キュッ



キュキュッ



池上、激しいディナイでマイケルをフリーにさせない



海老名 「………」

(うちは、マイケルだけじゃない…!)



キュッ



ダンダンッ!!



植草 「………」

(来るか…!?)



レッグスルーで距離をとる







キュッ



「海老名!!こっちだ!!」



タイミングよく名高がポストアップ



ダンッ!!



海老名、バウンズパス



キュキュッ



克見 「名高さん!!勝負っす!!」



名高 「オォッ!!」



キュッ



名高、守る菅平の位置を確認







ダンッ!!



菅平 「ぐっ…!!」



パワードリブルで一気に押し込む



キュキュッ



バッ!!



フロントターンからそのままシュート



名高 「もらった…!!」







「………」







「……!」







名高 「なにっ…!?」







視界の脇、



伸びてくる手







福田 「これで…おあいこだ…!」







バシィィィィィッ!!



名高 「!!!!」







叩き落とされるシュート







「うぉぉぉぉ!!陵南がついに緑風を止めた!!」



「福田だ!!福田のナイスディフェンスだ!!」







「うむ…」

(福田のやつ…池上の熱に触発されたか…)



ベンチの田岡、



ゆっくりと顎をさする







キュッ



ダンッ!!



植草 「速攻!!」



こぼれ玉を拾い、



すかさず攻め上がる







ダンッ!



ダンッ!



海老名 「ディフェンス!!マークマン確認!!」

(大丈夫…ブロックの福田は速攻には間に合わないはず)



キュッ



緑風も素早くディフェンスに戻る



キュッ



戸塚 「7番(福田)だ!陵南は最後は7番でくるはずだ!!」



キュッ



守る緑風、福田の動きに警戒







田岡 「ぬかりおったな…」



口元がわずかに緩む







キュッ



ピッ!!



植草、福田を待たずボールをミドルエリアへ




キュキュッ







受けた池上、







ピッ!



迷わずジャンプシュート



マイケル 「…!」







バスッ!!



陵南 9
緑風 15



「おぉぉぉ!!陵南決めた!!」



「池上ナイッシュー!!これで6点差!!」







陵南ベンチ







満足気に田岡が口を開く



「まだまだ、去年の池上のようなディフェンス力はないが…」



彦一 「…?」



田岡 「亮三には、若さゆえのガムシャラさと…兄以上の体格という才能がある」



彦一 「…!」



田岡 「そしてなにより…」



彦一 「………」







田岡 「少しだけ…兄よりも攻撃が得意だ…!」



彦一 「…!」







続く



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