2016年12月26日

スラムダンクの続編妄想#711 昨日のこと





「………」

(急がないと…!)







キュッ



キュッ



夕暮れ時、



湘北高校、



足早に廊下を移動する男の姿







「………」

(課題の提出日を忘れるなんて…とんだ災難だった…!)







ガラッ!!



勢いよく体育館のドアを開ける







「チューーーーッス!!遅くなりました!!」



バッ!!



そのまま深く頭を下げる







「………」



「………………」







しかし、



挨拶に答える声は聞こえない







「あれ…?」



顔を上げたのはイチロー







「……?」



そのまま首をかしげる







「………」



「………………」







しばしの間を置き







イチロー 「あっ…!そういえば…!」

(昨日宮城さんが解散の時…明日はオフって…!!)







関東大会県予選を終えた翌日、



今日は久々の完全オフ日







イチロー 「参ったな…」







ガラッ



静かに体育館の戸を閉める







キュッ



キュッ



来た道を数歩戻り







「………」



ふと立ち止まり、



何かを考える












そして、







ギィッ



再び、



先よりもよりそっと体育館を開けるイチロー







すっ



左右を確認し、



誰もいないことを確認する







イチロー 「………」

(よし…!)







ガララッ!!



倉庫のドアを開け、







すっ



ボールを一つ、



手に取る












ダン…



ダン…







誰もいない体育館







ダン…



フリースローライン付近、



リングと向き合うイチロー







「昨日まで…大会だったしな…」

(久々にこうやってゆっくりボールを触れる…)







すっ



ピッ!!







昔と変わらない綺麗なフォームでシュートを放つ







しかし、







ガッ!!!!



ボールはリングの右側に弾かれる







ダンッ

ダンダン…







転がるボールを拾いにいくイチロー







「ハハッ…やっぱ、全然ダメだな…」







キュッ



再びボールを持ち、







イチロー 「………」



脳裏に、



昨日の海南戦の様々なプレーが蘇る







「………」



「………………」







イチロー 「オレなら…あそこで…!」







ダンッ!



ダンダンッ!!







軽いレッグスルーから、ロールターン







ピッ!!



バスッ!







そのままミドルレンジからのバンクシュートを決める







ダンッ

ダンダン…







イチロー 「………」



そのままゴール下で跳ねているボールを見つめる







「………」



「………………」







ブンッ



何かをかき消すように首を振る







イチロー 「………」

(いくら思っても…できるわけじゃない…)



すっ



そのまま自分の膝を見つめる







「オレは…オレにできることをしなきゃ…」







すっ



コートサイド



自身が持って来ていたノート(マネージャー用)へ目をやる







と、



同じタイミング







ガララッ!!



誰も来ないはずの体育館のドアが開く







イチロー 「…!!!!」







視線の先







「む…?」

(先客か…?)



イチロー 「さ、桜木さんっ!?」







続く



この記事へのコメント
倉庫をドアをとなってますが
倉庫のドアをが正しいのでは?
Posted by 3児のパパ at 2017年07月01日 03:33
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