2017年01月24日
スラムダンクの続編妄想#725 合わせ鏡のよう
ダンッ!!
キュキュッ
安田 「さぁ!いいぞ米山!!そのままそのまま!!」
キュキュッ
個人メニュー二日目
センターサークルでは、
安田、石井、米山、潮崎の4人
ピッ!!
バスッ!!
宮城 「よーしいいぞ桑田っ!!」
桑田 「ハイッ!!」
シューティングには宮城、桑田、佐々岡、森重の4人が励む
一方の反対サイド
「ちがーーーーうっ!!」
コートに桜木の声が響く
桜木 「バカタレッ!!」
ベシッ!
野間の頭に軽めのチョップを入れる
桜木 「場所取りができてないから相手にリバウンドをとられるんだ」
野間 「ハ、ハイッ!!」
キュキュッ
ゴール下に野間を連れていく桜木
桜木 「リバウンドをとれるかはゴール下でいいポジションをとれるかにかかってるんだ!」
野間 「…!」
桜木 「その場所は、ココとココとココ!!」
ゴール下、三角形のポイントを示す
桜木 「ナルもユーキもスエキチよく覚えておけ!!ここより中に相手を入れたら負けだ!!」
「ハイッ!!」
末吉 「………」
(すえきちじゃなくて…すえよしなのに…)
桜木 「カクッ!」
角田 「あ、あぁ…!」
二人でゴール下でポジションをとりあう動きを始める
桜木 「リバウンドをとるためには、ここから前に相手を入れたらダメだ!!」
キュキュッ
わかっているのか、角田がタイミングよく前に出る
「相手も同じように考える!!」
キュキュッ
さらに前に出る桜木
ぐっ!!
キュキュッ
押し合う二人
桜木 「こうやって体を張って止めるんだ!!」
角田 「そうだ!!力で相手を外へ追いやるんだ!!」
桜木 「これがスクリーンアウトだ!!」
そして、
角田 「はぁ…はぁ…」
桜木 「ふぅ…」
息を整える二人
桜木 「わかったな。ゴール下は戦場だ…!」
鳴川・結城・野間・末吉 「!!!!」
桜木 「自分のゴールは死守しなければならん!!」
一連の言葉に、
「………」
コートに居合わせた流川、
静かに桜木を見つめる
「………」
(桜木…お前ってやつは…)
自然と笑みがこぼれるのは角田
同様に、
安西 「素晴らしい…」
晴子 「桜木くん…」
宮城 「花道のやつ…」
嬉しそうな表情を浮かべる面々
「フフッ…」
つられるように微笑む彩子
「まるで、合わせ鏡のようね…」
(先生の言ってた素晴らしい指導…本当その通りだわ)
この時、
桜木を見つめていたメンバーの脳裏には、
いうまでもなく、
赤木の姿が浮かんでいた。
続く
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