2020年07月22日
スラムダンクの続編妄想#1378 出発の日
6月某日
東京駅
キーッ!!
プシューッ
ホームに到着する電車
ドアが開くと同時、
大勢の人が一斉に下車する。
「………」
「………………」
それからしばらくして…
「あー…本当凄い人の数だね…」
「えぇ…ちょっと息が詰まりそうになるわね…」
ホームに降り立つ、
水沢イチローと姉・茜の姿
ゴロゴロ…
その傍らには大きなキャリーケース
「………」
「………………」
多くの人々が足早に歩く中、
ゆっくりと構内を移動する二人
茜 「えっと…出発は何時だったかしら?」
イチロー 「ん? 14時の便だよ…」
ゴロゴロ…
茜 「それより…本当に大丈夫なの? 一人で…」
イチロー 「大丈夫だってねーさん…向こうでは案内人さんもいるんだし…」
茜 「でもあんた…たいして話せないんでしょ?英語…」
イチロー 「う…ま、まぁでもそれはねーさんがいても一緒だし…英語、そんなに得意じゃなかったでしょ?」
茜 「なっ…!?」
図星なのかそのまま何も言い返せなくなる
ゴロゴロゴロ…
今度は成田行きと書かれたバス停留所に向かう二人
イチロー 「それにしても…本当、安西先生には感謝してもしきれないよ…」
茜 「………」
イチロー 「マネージャーをしてくつもりだった僕に…まさか、アメリカでの手術を紹介してくれるなんて…」
茜 「えぇ…なんか谷沢さん? ていう方の知り合いのお医者さんらしいわね…」
イチロー 「うん…なんか、安西先生が全日本の時にも一緒に仕事をしてた人って言ってた…」
茜 「でも、イチロー…もう一度聞くけど本当にいいの?」
イチロー 「ん…?」
茜 「だって…この関節結核の治療、最新鋭とは言ってもまだ一般的ではないんでしょ?」
イチロー 「まぁね…でも、だからこそ術後の経過を定期的に報告するっていうモニター的な条件で僕も受けられるわけだし…」
茜 「でも…もちろん失敗する可能性だってあるのよ…」
イチロー 「それはわかってるよ。でも僕は賭けたいんだ…もう一度バスケができるかもしれないっていう可能性に…」
茜 「………」
そのまま、
しばしの沈黙が続く
そして、
イチロー・茜 「…!」
遠くから目的のバスが姿を現す
グッ
ガタンッ!!
キャリーバッグの持ち手をたたむイチロー
茜 「………」
イチロー 「じゃ…行ってくるよ」
茜 「うん…」
ここでお別れなのか、
どこか不安げな表情
この様子に、
イチロー 「大丈夫だよねーさん…」
茜 「…!」
イチロー 「この試合(手術)…必ず勝つから…!」
茜 「イチロー…!」
イチロー 「万が一…負けても僕は絶対後悔しないよ…」
茜 「………」
イチロー 「だから…ねーさんも父さん母さんと同じように、応援して欲しいんだ…」
茜 「…!」
キーッ!!
プシューッ
停留所に到着するバス
ガッ!!
ガタンッ!!
荷台にキャリーバックを乗せた後
すっ
笑顔で片手を上げるイチロー
「いってきます…!」
その言葉に…
「行ってらっしゃい!」
笑顔で見送る茜
続けて…
「頑張ってね…!」
大きく手を振る。
茜 「………」
(絶対成功するから…)
続く


いつも楽しく見ています。
これはイチローが再びバスケをできるようになったら流川花道イチローの3枚看板になり止めるのはかなり困難になるのでは?
復帰した場合。
PG宮城SG米山F水沢&流川C桜木という、かなりつよいラインナップに^_^
復帰できないと全国でヤマオーやめいほうに当たったとき心配です。
何よりもう一度流川先輩&花道とバスケ&湘北全国制覇を見たいです。