2020年08月29日
スラムダンクの続編妄想#1386 気になるゲスト
7月中旬過ぎ
湘北高校体育館
「オォッ!!」
宮城の合宿スタートの合図に呼応するメンバー達
続けて、
「まず、この合宿だけど…今回はある程度技術や組織力の向上に重点を置こうと思ってるわ…」
彩子が今合宿の趣旨を改めて説明
宮城 「フットワークは4月からこれまでに相当やってきたからな…最後の仕上げは実践的なメニューを多めに用意したつもりだ…」
彩子 「えぇ…」
この会話に…
ホッ
口には出さずも、
明らかに安堵した表情を浮かべてしまった男が一人
宮城 「ん…?」
当然、
この変化を瞬時に察知し…
宮城 「そういうわけだから…とりあえずはこの後、軽くシャトルラン10本からな…」
「え!? 10本…!?」
「全然軽くない…」
「てか、いつもより増えてるじゃん…!」
直前に話していた内容(技術的練習メニュー)との矛盾にざわつきはじめる一部の選手達
しかし、
宮城 「なーに騒いでんだ。これぐらい朝飯前だよな…? 石井…」
意味深に不敵な笑みを向けると…
「ヒ、ヒィッ!!!!」
(さっきの話で思わず安心したのが…バ、バレてる…!?)
一瞬顔が強張った後、
「ハ、ハイッ…!その通りです。キャプテン…」
必死に取り繕って答える
その後、
昨年の実績(インターハイ出場)により、
今年は部員全体での学校への宿泊が特別に許可された旨の説明を経て、
桜木 「なぁリョーちん。それより、飯はどうなってんだよ?」
宮城 「ん? 飯か? 昼は補講があるから学食を使うぞ」
桜木 「おぉ!そりゃいい!で、夜はどうなってる?」
宮城 「あぁ。夜も宿泊同様、特別に食堂のおばちゃんが何人か残って用意してくれるそうだ…」
桜木 「おぉ!素晴らしい!!」
宮城 「………」
(まぁ特別っていうより…おばちゃん達が花道の為なら喜んでするよて言ってくれたとは、こいつが調子に乗りそうで言えねーよな…)
すっ
横目で彩子とアイコンタクト
そこから、
彩子 「朝食については私たち(マネージャー)が用意するから…残んすんじゃないわよ」
一通り、
この合宿期間の過ごし方の説明があり…
宮城 「それじゃ早速…シャトルランに入っていきてーとこだが…」
「………」
「………………」
まだ何かあるのか、
時計を見たり、体育館の出入口に目をやったりとどこかせわしない雰囲気
すると、
安田 「リョータ…? なにか気になる事でも…」
潮崎 「誰か来るのか…?」
角田 「それとも時間が何かあるのか?」
周囲の3年生もこれが気になる様子
宮城 「ん? あ、あぁ…ちょっとな…ゲストを呼んでたんだけどよ…」
安田・潮崎・角田 「ゲスト? 誰か来るのか…!?」
聞かされてなかったのか、
驚きの表情
「………」
(フフッ…リョータったら本当に誰にも言ってなかったのね…)
一人、ほくそ笑む彩子をよそに…
すっ
時計を確認する宮城
「まぁ…そりゃそうか。こんな時間だし…まだ来ねーよな」
ポツリと独り言のようにつぶやく
桜木 「おいリョーちんっ!!いったい誰が来んだよ!!」
流川 「………」
桑田 「まさか…前みたいに、緑風!?」
佐々岡 「いや、インターハイに行けないってことなら海南もありえるんじゃ…」
石井 「待って待って!それなら逆に一緒に行く陵南の方が…!」
米山 「………」
(別にそんなの…どうだっていいよ…)
森重 「これ外人とかもありえるんじゃない?」
末吉 「いやいや、そんなお金ないでしょ? あ、でも安西先生ならもしかして…」
鳴川 「えー? 結城は誰だと思う…?」
結城 「………富樫…」
鳴川 「え? 誰!?」
(まさか、プロのじゃないよな…?)
様々な憶測が飛び交うが…
パンパンッ!!!!
「気にするな気にするなっ!!」
それらの声を打ち消し
宮城 「さぁ!始めるぞ!!」
半ば強引に練習をスタートさせる。
続く
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