2020年09月06日

スラムダンクの続編妄想#1387 懐かしい声





キュキュッ



「ハァッ!ハァッ!ハァッ!!」



キュッ



「ラストラストーッ!!」



宮城 「石井っ!!足止まってるぞ!!ダッシュだダッシュ!!」



石井 「ハ、ハァィ…!!」



キュキュッ







インターハイ本選まで約2週間



合宿初日がスタートした湘北では朝から徹底してフットワークの訓練が続いていた。







桑田 「ハァッ…ハァッ…」

(嘘だろ…? これ、練習以上にハードじゃ…!)



佐々岡 「…ハァッ…」

(ダメだ…こんなんじゃ絶対4日ももたない…!)







キュキュッ



キュッ







激しさを増す練習が、



やがて2時間経とうかという頃







ピーーーッ!!



彩子 「さぁみんな!!15分休憩よっ!!」







「だぁーっ!!水みずっ!!」



「ヤバいって…これでまだ初日の2時間て…!」



「オレもしかしたらと…最後まで持たないかもしれない…」



「オレも…」







早急に水分補給に向かう者、



余りのハードさに弱音をこぼす者







多くの者が、



今合宿への不安を口にするが…







宮城 「よーし!!全員よく走ったな!休憩明けからは実戦形式に移るからな!!」



「!!!!」

(実戦…形式…!つまり、フットワークは終わり…!?)







「ハイッ!!!!」



宮城の巧みなアメと鞭に、



今一度士気が上がる。













そして、







そこからさらに2時間後







ピーーーッ!!!!



彩子 「よく頑張ったわみんなっ!!お待ちかねのお昼休憩よ!!」



「いよぉぉぉーーーしっ!!!!!」



「待ってました!!!!」



彩子 「はいはい。慌てなくても食堂は逃げないわよ。午後は1時半からだから、しっかり休みをとるのよ!」







午前の練習を終えた部員らが一斉に食堂へと駆け出していく。







キュッ



キュッ



その道中…







「メッシー!メッシー!!メッシー!!!フンフーフフーンッ!!」



上機嫌で先頭を行く桜木



その横には鳴川の姿







鳴川 「フッ…花道さんエラい上機嫌ですね」



桜木 「トーゼンだろナルッ!!オレにとって飯の時間は、バスケと同じぐらい大事だからな」



鳴川 「なるほど…確かに、そうですよね」



桜木 「フンフーフフーン…今日はかつ丼と…牛丼にから揚げと回鍋肉も…!」



鳴川 「あ、そういえば…花道さん」



桜木 「ん?」



鳴川 「花道さんは知ってるんすか? 初戦の相手のこと…」



桜木 「初戦? なんのことだ?」



「え!? 聞いてなかったんすか…朝のキャプテンの話…」



少し呆れ顔の鳴川







しかし、



気を取り直して…







鳴川 「インハイ初戦の相手ですよ。どうやらうちの初戦は東京の七王子ってとこらしいですよ…」



桜木 「七王子…!」







聞き覚えのある名前に一瞬首を傾げるが…







桜木 「ぬぅ…知らん。それより今は飯だ…」



鳴川 「えぇ!?」







話を遮って、



食堂へ向かうスピード上げる。














そうして、







バターンッ!!!!



勢いよく食堂のドアを開け







「オバちゃんっ!!かつ丼大盛に牛丼!から揚げに回鍋肉大盛で!!」



「はーい!」



脇目も振らずにオーダーをする桜木に対し…







「ったく全然変わんねーなオメーは…。どんだけ食えば気が済むんだよ」



とあるテーブルの一角、



ちょうど桜木に背を向けた位置に座る男が口を開く







桜木 「ん? なんだテメー…」



食ってかかったような言い方にムッとし、



ずんずんと歩み寄る







がしかし、







桜木 「………」

(ん? なんだコイツは…どうして私服なんだ…?)







近づくにつれ、



妙な違和感…



というよりもどこか懐かしい感情を抱き始め







「………」



その男の後ろに立った直後







座る男と桜木の二人がほぼ同時



「久しぶりだな…」







全く同じ言葉を発する。







続く










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