2021年03月24日
スラムダンクの続編妄想＃1432 記憶にある衝撃
ダンッ！！
ダダンッ！！！！
キュキュッ
宮城 「ローローッ！！花道つなげっ！！」
桜木 「オウッ！！」
キュッ
テンポよくボールを回す湘北
インサイドの桜木が中継となり、
シュートチャンスを探る。
湘北高校
＃4／G／宮城リョータ／170㎝／60㎏／3年
＃14／SG／米山恭平／173㎝／65㎏／1年
＃9／F／流川楓／190㎝／80㎏／2年
＃7／PF／角田悟／183㎝／73㎏／3年
＃8／C／桜木花道／192㎝／86㎏／2年
七王子学園高校
＃11／G／酒井圭一／169cm／63kg／2年
＃7／SG／後上祥太郎／178cm／65kg／3年
＃4／F／小田井楼／193cm／84kg／3年
＃5／PF／白川裕一郎／196㎝／88㎏／3年
＃8／C／ハビエル・ブーナ ／201㎝／111㎏／3年
タイマー 6：36
湘北 9
七王子 10
記者席
中村 「両チーム…なかなかいい滑り出しですね…」
相田 「えぇ。互いにいいところがしっかりと出てるわね…」
中村 「本当、全国大会の初戦とは思えない…」
相田 「確かに、多少緊張しそうだけど…この舞台に臆する様子が一切ないわね…」
二人の言葉通り、
開始から約4分が経過しようとしていた今試合
湘北は米山と宮城らバックコート陣の得点で、
七王子はハビエルと楼の得点から両者いい流れをチームに呼び込み
ここまで均衡した試合を続けていた。
キュキュッ
ダンッ！
角田 「桜木ッ！！」
ピッ！！
一度外へ開いた角田、
ドリブルでズレを作りミドルポストの桜木へパス
キュキュッ
合わせるよう、
「ヘイッ！！」
逆サイドのコーナーからウイングに上がる流川
すっ
桜木 「………」
ハビエル 「…！」
そこへパス
する仕草をした桜木
ガッ！
ダンッ！！
ハビエル 「なっ！？」
フェイクから一気にスピンムーブ
ハビエルの体を軸に一気に抜き去り
桜木 「ハッハーッ！！見よこの天才の動き！ゴリ男には捉えられまい！」
バスッ！！
そのままゴール下シュートを沈める。
タイマー 6：29
湘北 11
七王子 10
宮城 「ナイスだ！！花道っ！！」
桜木 「オウッ！！天才爆発っ！このままいくぞリョーちんっ！」
キュキュッ
バシィッ！！
ハイタッチを交わし、
威勢よく自陣へ戻る。
だが、
ハビエル 「………」
(あれが桜木花道…)
続く攻撃
酒井 「………」
ダンダン…
ダンッ！
ダンダン…
酒井 「小田井さんっ！！」
ピッ！！
楼 「ハビエルッ！！」
ダンッ！！
トップからウイング、
インサイドと繋がれたボール
キュッ
ハビエル 「………」
桜木 「来いっ！！」
右ローポスト
ボールを持つハビエルを背中越しに守る桜木
すると、
ハビエル 「偉く威勢がいいんだな。サクラギ…」
桜木 「む…？」
他愛無い言葉を投げかけられた直後、
ドガァッ！！！！！！！
桜木 「がはっ！！！！」
ダンッ！！
まるで車に衝突されたような衝撃が体中に走り
グラッ！！
よろめき後方へ数歩下がる間
ピッ！！
バスッ
ゴール下、
ハビエルが楽々とノーマークでシュートを決める。
タイマー 6：11
湘北 11
七王子 12
桜木 「…！」
(い、今のは…！)
続く
