2021年04月29日
スラムダンクの続編妄想#1438 出し抜いて
安田 「さぁディフェンスからだ!!集中していこう!!」
石井 「ディフェンスまずは一本!ハンズアップハンズアップッ!!」
第2クォーター開始目前、
コート上でディフェンスのピックアップに向かう選手達
しかし、
第1クォーターの殊勲者ともいえるハビエルの交代に未だ困惑した様子
湘北高校
#4/G/宮城リョータ/170p/60s/3年
#14/SG/米山恭平/173p/65s/1年
#13/F/鳴川祥真/182p/69s/1年
#9/F/流川楓/190p/80s/2年
#8/C/桜木花道/192p/86s/2年
七王子学園高校
#11/G/酒井圭一/169cm/63kg/2年
#7/SG/後上祥太郎/178cm/65kg/3年
#13/F/荒井淳 /184p/73s/1年
#4/F/小田井楼/193cm/84kg/3年
#5/C/白川裕一郎/196p/88s/3年
タイマー 10:00
湘北 21
七王子 25
宮城 「花道!たぶんセンターのところには5番(白川)が入る!マーク頼んだぞ!」
桜木 「オウッ!!」
宮城 「………」
(よし…!ベンチに下がったハビエルに気が散って、4番(小田井への執着)のマークの事は忘れてやがる…!)
そして、
ピーーーッ!!
七王子のスローインからゲームは再開
キュキュッ
ダンダンッ!!
後上のスローインを受け、
酒井がドリブルをスタート
酒井 「荒井っ!!」
ピッ!!
キュッ
荒井 「キャプテンッ!!」
ピッ!!
アウトサイドを中心に小刻みにボールを回す
宮城 「ちっ…」
(ハビエルが抜けてインサイドはほぼアイツ(白川)一人…)
米山 「………」
(フォーアウトの形だからか…ボールがよく動いて守りにくい…!)
鳴川 「………」
(このマークマン…同じ一年か?)
第1クォーターと異なるオフェンステンポに、
懸命に対応しようとする選手達
しかし、
キュキュッ
酒井 「小田井さんっ!!コーナーッ!!」
ピッ!!
左ウイングの位置から、
同サイドにパスが下りた…
次の瞬間、
白川 「酒井っ!!」
ダッ!!
ハイポストの位置まで白川が上がり、
酒井を自身の方へと走らせる。
桜木 「リョーちんっ!!後ろッ!!」
宮城 「ちっ…!!」
と同時、
桜木 「!?」
逆サイドの右ウイング、
今度は荒井が白川を起点に酒井とクロスするように走り出す
鳴川 「!」
(ハイポストを使ったシザースプレー!?)
桜木 「ナルッ!!」
鳴川 「ハイッ!!」
先に走る酒井と交錯してマークが遅れないよう、
ファイトオーバーするよう白川の背後を走る。
ところが、
宮城 「ナルッ!!」
鳴川 「え!?」
ファイトオーバーした先、
荒井はゴール下へは走り込まず
そのままスタート地点とは逆
酒井がいた位置へポップアウト
鳴川 「!!!!」
すかさず、
小田井 「行けるぞ!荒井っ!」
ピッ!!
バシィッ!!
コーナーからのパスが渡り
鳴川 「くっ!!」
懸命に詰めるが…
ピッ!!
一足早く、
しっかりと狙いを定めて放たれたシュートは、
バスッ!!
緩やかなアーチを描きネットを射抜く。
タイマー 9:41
湘北 21
七王子 28
小田井 「ヨーーシッ!!よく決めたぞ荒井ッ!!」
酒井 「ナイスだ荒井っ!!」
白川 「ハリバック!!ディフェンスやらせるな!!」
選手交代が功を奏し、
幸先のいいスタートを切る七王子。
一方、
宮城 「ちっ…」
(先に動かれた上…狙い通りに決められちまったか…)
出し抜かれた形となった湘北
だが、
七王子の勢いはここからさらに勢いを増す。
続く