2021年05月08日
スラムダンクの続編妄想＃1439 一瞬見失い
ダンッ！！
ダンダンッ
キュキュッ
「宮城っ！！足動かせ！」
「オゥッ！」
第2クォーター
八王子先制後のオフェンス
キュッ
米山 「ナルッ！！」
鳴川 「！」
湘北は機動力を活かしてパスを繋いで攻撃展開を目指す。
湘北高校
＃4／G／宮城リョータ／170㎝／60㎏／3年
＃14／SG／米山恭平／173㎝／65㎏／1年
＃13／F／鳴川祥真／182㎝／69㎏／1年
＃9／F／流川楓／190㎝／80㎏／2年
＃8／C／桜木花道／192㎝／86㎏／2年
七王子学園高校
＃11／G／酒井圭一／169cm／63kg／2年
＃7／SG／後上祥太郎／178cm／65kg／3年
＃13／F／荒井淳 ／184㎝／73㎏／1年
＃4／F／小田井楼／193cm／84kg／3年
＃5／C／白川裕一郎／196㎝／88㎏／3年
タイマー 9：41
湘北 21
七王子 28
キュキュッ
宮城 「………」
ところが、
宮城 「ちっ…」
(第1クォーターよりタイト目に守ってきてやがるな…)
ハビエルが下がった効果もあるのか、
白川 「サイドッ！！スクリーン行ったぞ！！」
荒井 「ハイッ！！」
全体的にスピードが増したディフェンスに、
簡単にパスを回せない
宮城 「………」
(アイツだ…あの5番(白川)がセンターに入って、うまく周囲に声をかけているからか…)
すると、
桜木 「リョーちんっ！！」
バッ！！
宮城 「！」
すかさず、
桜木が宮城の元へスクリーン
しかし、
キュキュッ
白川 「酒井ッ！後ろスクリーン！！」
守る白川は無理に桜木についていかず、
大きく引き目に守る。
宮城 「くっ…！！」
(これじゃあかわしたとしても、時間をかせがれマークマンがリカバリーしちまう…)
桜木 「…！」
ディフェンスの巧妙な駆け引きに突破口を見いだせずにいる
直後、
キュッ！！
流川 「ヘイッ！！」
ダッ！！
ミドルポスト付近からウイングに開いた流川がパスを要求
宮城 「！」
(ナイス、流川！)
ピッ！！
間髪入れず、
パスを供給
するが、
バッ！！
楼 「させるかよっ！！」
宮城 「！？」
(しまった…！！)
偶然か意図的か流川が飛び出す際、
引いて守る白川の背後に小田井が一瞬重なり、
全力でカットを狙ってきたのを見逃してしまう。
宮城 「！！！！」
(クソ…見えなかったのはわかっていたのに、展開を急いじまった…！)
そして、
白川 「ルーズッ！！」
キュッ
こぼれたボールを素早く酒井が拾い
ビッ！！
そのまま前線へ
そこから、
楼 「ナイスパスッ！！」
バシィッ！！
このボールをそのまま走り込んだ小田井が受け
流川 「…！」
ダンッ！！
並走する流川と競り合いながら、
ダンッ！！
ガッ！！
ガシィッ！！
流川 「！？」
バッ！！
ディフェンスに構わず、
一気に踏み切る小田井
流川 「くっ…！！」
合わせてブロックに跳ぶディフェンスを、
ボールを持つ手とは反対で上手くカバーし…
スパッ！！
華麗にレイアップシュートを決める。
タイマー 9：18
湘北 21
七王子 30
楼 「ッシャァッ！これで9点差だ！！」
流川・桜木 「………」
続く
