2021年10月23日

スラムダンクの続編妄想#1509 嫌味に見えて





「来た来た来たーっ!!湘北がまたリードを奪ったぞ!!」



「後輩コンビのディフェンスから先輩コンビが決めやがった!!」



「にしてもなんなんだよさっきのパス!? 普通とれねーだろ!?」







流川と桜木の鮮やかな連携からの得点に沸き立つ場内







しかし、



桜木 「ぐぬぬぬ…!」



シュートを決めた当の本人は、



先の流川がスリーポイントを決めた場面よりも不満げな表情。








湘北高校

#4/G/宮城リョータ/170p/60s/3年
#13/F/鳴川祥真/182p/69s/1年
#16/F/野間忠次郎/184p/78s/1年
#9/PF/流川楓/190p/79s/2年
#8/C/桜木花道/192p/86s/2年



矢野工業

#4/G/花田正人/182cm/81kg/3年
#5/SG/輪島伸二/183cm/81kg/3年
#7/SF/高安信明/188cm/88kg/3年
#9/PF/正代力也/193cm/94kg/3年
#11/C/遠藤誠二/195p/93s/3年







タイマー 2:21



湘北   34
矢野工業 32













桜木 「ちっ…」



キュキュッ



苛立った様子で自陣へと戻る桜木



「………」

(キツネのヤツ、イヤミなヤローだ…この天才にダンクをさせまいと、あんなボードを使ったパスを出しやがって…)



キュッ



「………」

(恩(スクリーン)を仇で返しやがって…)







この様子に、



宮城 「…?」

(花道のやつ…決めたってのになに怒ってんだ?)



一度首を傾げるが…



宮城 「………」

(まぁいい…とにかく、オフェンスは回ってきたんだ。このままいい流れを継続していけば…!)



この先の展開への自信をのぞかせ始める。







と同時、



中村 「いやー、痺れましたね…今のパス…!」



相田 「えぇ。本当、ナイスパスだったわね…」



思わず口を開く二人







中村 「まぁでも、欲を言えば…アリウープが見たかったですね。桜木くんでしたし…」



理想を話すが、



相田 「なーに言ってんのよ…」



中村 「え…?」



相田 「今の場面…正代くんが二人(流川と桜木)の間に入る形でしっかりブロックに跳んでたじゃない?」



中村 「あ…!」



相田 「あれがもしアリウープパスだったら、恐らくカットされてたわよ…!」



中村 「!?」



相田 「そう考えれば…逆に今のパスは最善のプレーだったわ…!」



中村 「そ、そうだったんですね…!」



相田 「………」

(パスを出した流川くんも凄いけど…合わせた桜木くんも素晴らしかった。まるで何百回も練習してきたようなプレーだったわ…)














そして案の定、



完全にではないものの、



このプレーで少なくとも矢野工業よりは優位にたった湘北







続くディフェンスで、



再び野間と鳴川が意地を見せ



矢野工業のシュートが外れると…







迎えたオフェンス、



ダンダンッ!!



花田 「しまった…!!」



流川や桜木への警戒が強まった分、



動きやすくなった宮城のドライブが決まり







バスッ!!



タイマー 1:48



湘北   36
矢野工業 32







湘北は矢野工業に対してツーゴールのリードを奪う。







そして、



そこから90秒…







両校得点を決められない時間が続き







第2クォーター残り20秒



このクォーター最後になるであろうオフェンスに矢野工業が向かう。







宮城 「………」

(ここを守って…湘北リードで終わらせる…!)







続く