2021年12月02日

スラムダンクの続編妄想#1523 積み重ねる





ピーーーッ!!!!



「再開しますっ!!」







潮崎のスリーが決まった直後、



矢野工業が要求したタイムアウトが終わり、



両校の選手がコートに戻る。







湘北高校

#5/G/安田靖春/166p/56s/3年
#6/SG/潮崎哲士/171p/62s/3年
#9/F/流川楓/190p/79s/2年
#7/PF/角田悟/183p/73s/3年
#8/C/桜木花道/192p/86s/2年



矢野工業

#4/G/花田正人/182cm/81kg/3年
#5/SG/輪島伸二/183cm/81kg/3年
#8/SF/寺尾敏也/191cm/88kg/3年
#10/PF/高見明彦/192p/89s/2年
#14/C/貴乃光/195cm/92kg/3年







タイマー 2:50



湘北   51
矢野工業 42













キュキュッ



キュッ



コートへ向かう選手らを見つめ、



「へぇ…選手交代はなしですか…」



口を開くのは記者席の中村







そのまま、



どこか落ち着かない様子で、







中村 「それにしても…いよいよ湘北がノッてきましたね。もしかするとこのまま点差を…」



期待を込めた言葉が喉まで出るが、



相田 「どうかしら…それはまだないと思うわ…」



中村 「!」



軽く一蹴。







そこから、



相田 「確かに…湘北は宮城くんがいないこの状況下にも関わらず、勢いが増してきているわ…」



中村 「で、ですよね…」



相田 「でも、相手は矢野工業よ。このままさらに点差を開くなんて、容易にできるわけない…!」



中村 「あ、ま、まぁ…そうですよね…」



相田 「流れを切る意味を込めて、とったであろうこのタイムアウト…矢野工業はきっちり仕切り直してくるはずよ…!」



中村 「………」



相田の強い口調に何も言い返せなくなる。







そして、



その言葉通り…







ダンッ!!



続く矢野工業のオフェンス







キュキュッ



ダンダンッ!!



ダンッ!







輪島 「一番だ!!繰り返してしっかりスペースを見つけるんだ!」



「オォッ!!」



湘北のゾーンに対し、



一番であるUCLAカットを多用しフリーを作ろうと動き







桜木 「カクッ!!また来るぞっ!!気を付けろっ!!」

(ちっ…コイツら…同じ動きを何度も何度もしてきやがって…)



角田 「あぁっ!」



キュキュッ



安田 「…!」

(次はウイングの選手が移動して受ける…!)



一定の規則性を伴って展開されるオフェンスに湘北選手が慣れてきた頃







花田 「…!」

(ここだ…!!)



ダンッ!!



狙っていたと言わんばかり、



安田 「くっ…!」



トップの花田が裏を突くドライブ







そのまま、



ガシィィィッ!!!!



安田 「ぐっ…!!」




フリースローライン付近、



ディフェンスに体を一度ぶつけ、




キュッ



よろめきチェックに来られないようにしてからのジャンプシュート







バスッ!!



安田 「!」



これを確実に決めてくる。







タイマー 2:31



湘北   51
矢野工業 44














高見 「よーしっ!!よく決めたぞ花田っ!!」



貴乃 「オッケーオッケー!!ディフェンスだ!!しっかり止めるぞ!」



「オォッ!!」



湘北の勢いをとめるべく、



手堅いオフェンスで確実に差を詰める矢野工業。







一方、



この得点に、



彩子 「くっ…」

(さすがだわ…簡単には勢いに乗せてはくれない…!)



宮城 「………」

(やはり…ゾーンが突破され始めてきたか…!)



米山 「………」

(キャプテンもいないんじゃ…やっぱり…)



ここまでのゲームの展開から、



このリードもすぐ詰められてしまうのでは、



そうベンチにいる部員らは危惧。







しかし、







続くオフェンス



ダンッ!!



キュキュッ



素早いボール運びから、



ダンッ!!



潮崎 「角田っ!!」



ミドルポストで角田がボールを受け、



キュキュッ



ダッ!!



合わせて逆サイドローポストの桜木が外へと開き



キュッ



角田 「安田っ!!」



ピッ!!



パサーの潮崎が切れて安田がリターンを受ける。







これと同時、



キュキュッ



ダッ!!



流動的な動きから、



外にいた流川がハイポストに走り込み







安田 「流川っ!!」



ピッ!!



合わせたパスが通り、







キュキュッ



ダンッ!!



一歩目で体を右へ振り、



二歩目で左方向へドリブル



寺尾 「!?」



ディフェンスが反応しようとした所







ピッ!!



一足先にワンドリブルからのジャンプショット







スパッ!!



宮城・彩子 「!」







タイマー 2:15



湘北   53
矢野工業 44







湘北は勢いを止める事なく、



スコアを積み重ねる事に成功する。







続く