2021年12月17日

スラムダンクの続編妄想#1528 終盤の地力





「ナイッシュー高見っ!!」



ダンダダンッ!!ダンッ!!



「レッツゴー矢野工っ!!」



ダンダダンッ!!ダンッ!!







幸先のいいスタートに、



矢野工業応援団の大声援が場内に響く。







結城 「くっ…!」

(最初の一本…止めたかったのに…!)



キュッ



ゴール下、



悔しそうにボールを拾う結城に対し、



宮城 「切り替えるぞ…!オフェンスで取り返すぞ…!」



結城 「…!」



宮城がリスタートを急がせる。






湘北高校

#4/G/宮城リョータ/170p/60s/3年
#13/F/鳴川祥真/182p/69s/1年
#9/F/流川楓/190p/79s/2年
#15/C/ 結城洋介/189p/70s/1年
#8/C/桜木花道/192p/86s/2年



矢野工業

#4/G/花田正人/182cm/81kg/3年
#5/SG/輪島伸二/183cm/81kg/3年
#7/SF/高安信明/188cm/88kg/3年
#10/PF/高見明彦/192p/89s/2年
#14/C/貴乃光/195cm/92kg/3年







タイマー 9:42



湘北   58
矢野工業 53













「だぁぁっ!!何やってんだよ!湘北は!!今の止めれたぞっ!」



ガンッ!!



観客席の一角、



悔しそうに手すりを叩く西堂







「フッ…」

(まるで湘北の人間みたいだな…)



この様子に一瞬笑みをこぼした神



「確かに…もう少し周りの動き次第では、今のシュートは防げたかもしれない…」



相槌を打った後







神 「それにしても…この時間で5点差か…」



険しい面持ちでスコアを見つめると、



西堂 「あぁ。確かに、厳しいな…」



こちらも同じ表情







そして、



西堂 「10点程度の差なら…ラスト5分で簡単に追いついてくるからな。矢野工業は…」



神 「あぁ。矢野工業の終盤の地力は…戦う側からすると相当にやっかいだからな…」



西堂 「となると…ここから残り5分までの時間、湘北はこのメンバーでもう一度二桁リードを奪えるか…」



神 「………」



西堂 「…?」



何も言わない神に、



一瞬違和感を覚えるが…







ダンッ!!



鳴川 「花道さんっ!!勝負ですっ!」



コート上の声に視線が奪われる。














キュキュッ



キュッ



ミドルポストの位置、



リングに背中を向けボールを持ち、



ディフェンスを確認する桜木







キュッ



桜木 「………」

(右か…?)



すっ



一度軽く左へ上体を振り、



貴乃 「!?」

(左か…!?)



ダンッ!!



ディフェンスが反応した所で右へターンしながらのドリブル



宮城 「!」

(上手い…!!)



貴乃 「ちぃっ!」



キュキュッ



センターとは思えないスピンスピードで一気にかわし、



キュキュッ



桜木 「もらったぁっ!!」



バッ!



シュートを構えるかという場面







桜木 「!?」



ガシィィィィッ!!!!



カバーに入ろうとしていたのか、



走り込んできた高見が接触







ピーーーッ!!



「ブロッキング!!10番(高見)っ!!」



湘北は打てばほぼ間違いなく2点という機を逸してしまう。







神 「………」

(この強度…やっぱり、何か違う…)







続く