2022年01月04日

スラムダンクの続編妄想#1534 重責





花田 「右だっ!輪島!中入れろっ!!」



キュキュッ



ダンッ!!







ウイングの輪島、



セットオフェンスの流れからインサイドの高見へバウンズパス







その高見、



キュキュッ



高見 「…!」



ダンッ!



ガシィィッ!!



結城 「ぐっ!!」



一度、ディフェンスを押し込んだ後







バッ!!



ステップバックからシュートの構え



桜木 「させるかぁっ!!」



ダッ!!



高見 「!」



ヘルプディフェンスが出た所、



キュキュッ



ステップでこれをかわし、



前傾姿勢からクローズアップシュート



結城 「!」



押し込まれていたディフェンスもなんとかチェックに跳ぶが…







ピッ!!



出される合わせのパス



貴乃 「ナイスパスッ!!高見ッ!!」







バスッ!!



矢野工業、



連携からゴール下シュートを沈める。







湘北高校

#4/G/宮城リョータ/170p/60s/3年
#13/F/鳴川祥真/182p/69s/1年
#9/F/流川楓/190p/79s/2年
#15/C/ 結城洋介/189p/70s/1年
#8/C/桜木花道/192p/86s/2年



矢野工業

#4/G/花田正人/182cm/81kg/3年
#5/SG/輪島伸二/183cm/81kg/3年
#7/SF/高安信明/188cm/88kg/3年
#10/PF/高見明彦/192p/89s/2年
#14/C/貴乃光/195cm/92kg/3年







タイマー 4:29



湘北 68
矢野工業 66













「よーし!これでまた2点差だ!!」



「いいぞいいぞ!!落ち着いていこうっ!!」



盛り上がる場内の一角







西堂 「こりゃまた…激しい接戦が続いてんな…」



口を開く西堂



神 「あぁ…」



西堂 「桜木がやらかしたカウントで流れが矢野工業に傾くかと思ったが…その後のファインゴールで五分に戻ったな…」



神 「みたいだね。あれから約1分半経つけど…スコアは両校1本ずつ決めただけ…」



西堂 「そうだな…」







すっ



静かにスコアを見つめる二人







神 「本来なら…今からの時間で矢野工業はラストスパートに強度をあげてくるところだけど…」



西堂 「………」



神 「見ている限り…すでに今クォーター頭から強度はあげているようだし…」



西堂 「それでこのスコアってことは…」



神 「あぁ。正直…ここからどっちに転ぶかは正直予想がつかない…」



西堂 「だよな…」



神 「とにかく残り時間も少なくなってきたし…ここからの時間は…」



西堂 「一つのミスが致命傷になりかねない…そういう事だな…」



神 「うん…」



西堂 「ハハッ…出てるやつは重責だな」







ダン…



ダン…



コート上、



湘北の攻撃







キュキュッ



キュッ



今しがたの神と西堂の会話を裏付けるよう…







キュッ



鳴川 「流川さんっ!」



結城 「桜木さん…!」



自然と流川・桜木へボールを集めようとする湘北







安西 「………」







しかし、



ガッ!!



輪島 「スクリーン!!高安、スイッチだ!!」



高安 「オッケーッ!!」



高見 「ファイトオーバーだ貴乃!!」



貴乃 「オウッ!!」



その意図は当然矢野工業も予測し対応



キュキュッ



ガッ!!














結果、



宮城 「ちっ…」

(ボールが回ってない…(自身が)持ちすぎだ…!)



キュキュッ



オフェンスは止まりがちとなり、



迫るショットクロック







宮城 「ナルッ!」

(一度預けて…ピックアンドロールで…!)



ピッ!!



最後は半ば強引に打開へと走る。







だが、



高安 「!」

(ピックアンドロールか…!)



強引さゆえに、



相手にも狙いが伝わり







キュキュッ



鳴川 「え…!?」



ピッ!!



バシィッ!!



手渡そうとしたボールは高安に叩かれ







ピーーーッ!!



サイドラインを割ってしまう



「湘北ボールッ!!」



鳴川 「!」

(あ、危なかった…!)



宮城 「………」

(相手は読んでたんだ…今のはナルがそのまま行けば抜けていたはず…いや、そこまで求めるのはまだ酷か…)







彩子 「………」

(リョータ…マズいわよ…)



潮崎 「くっ…」

(流川や桜木に集めようとし過ぎて、ナルと結城の積極性が欠けてきてる…!)



ベンチにも伝わり始めたオフェンスへの手詰まり感。







そして、



この空気を変えるべく、



ピーーーッ!!!!



「メンバーチェンジッ!!湘北っ!!」



湘北は再びカードを切る。







続く