2022年01月13日

スラムダンクの続編妄想#1535 届かねーよ





ピーーーッ!!!!



「メンバーチェンジッ!!湘北っ!!」







「ナルッ!」



「ユーキッ!」



オフィシャルテーブル横に立つ二人がコートに入る。







湘北高校

#5/G/安田靖春/166p/56s/3年
#4/G/宮城リョータ/170p/60s/3年
#9/F/流川楓/190p/79s/2年
#7/PF/角田悟/183p/73s/3年
#8/C/桜木花道/192p/86s/2年



矢野工業

#4/G/花田正人/182cm/81kg/3年
#5/SG/輪島伸二/183cm/81kg/3年
#7/SF/高安信明/188cm/88kg/3年
#10/PF/高見明彦/192p/89s/2年
#14/C/貴乃光/195cm/92kg/3年







タイマー 4:11



湘北 68
矢野工業 66













西堂 「お…!湘北はここで三年を入れてくるか…」



神 「あぁ…」



西堂 「サイズを考えればさっきのメンツの方がよさそうだが…まぁ流れを考えてっことか…」



神 「恐らく。一年二人は桜木や流川にボールを集めようとし過ぎて少し消極的になってきてたからな…」



西堂 「まぁ…どちらにせよ責任重大だな…この場面での交代は。オレなら絶対変にプレッシャー感じちまうぜ…」



神 「………」

(逆に言えば…それだけ絶対的信頼があるってことか…)







キュキュッ



キュッ



コート上、



サイドスローインへ向かう途中



安田 「リョータ…オレが4番(花田)に付くから、リョータは5番(輪島)を頼む…」



宮城 「…!?」



安田の言葉に驚きの表情







宮城 「行けるのかヤス…? 相手の攻撃はほとんど4番のゲームメイクから始まってんだぞ…」

(4番(花田)はパワーも高さもあるんだ…絶対ミスマッチを狙われるぞ…)



脳裏をよぎる不安を正直に口にすると…



ポンッ



宮城 「…!」



軽く宮城の肩を叩き



安田 「大丈夫。ファウルしてでも止めるよ…」



それをかき消すような軽い言葉を返す。







そして、



安田 「あと…リョータ…」



宮城 「ん…?」



安田 「安西先生からの伝言だけど…」



「………」



「………………」



短いやりとりを交わした後







ピーッ!!



ショットクロック残り10秒



湘北ボールでゲームは再開。







宮城 「ヤスッ!」



ピッ!!



スローインを受けた安田が、



ダンッ!



ダンッ!



素早くワンサイドのトップへ移動







合わせるよう、



キュキュッ



反対サイドのトップには宮城が移動







花田 「…!?」

(ツーガードか…!?)



輪島 「………」

(なるほど…パスの出しどころを増やして展開を安定させる気か…!)



ディフェンスはツーガードでのゲームメイクを想定して対応



花田 「気を付けろっ!!合わせてくるぞっ!!」



輪島 「高安っ!!9番(流川)入れさせんなよっ!」



高安 「オウッ!!」







そうして、



ショットクロック残り7秒







ピッ!!



ボールが宮城に渡ると同時、



バッ!!



ボールサイドでは流川、



逆サイドでは角田が外へと開く。







花田・輪島 「!」

(やっぱり…!!流川に合わせてくるか!?)














直後、



宮城 「………」



すっ



一瞬流川へ視線をやりパスと見せかけ、



ダンッ!!!!



そこからのドライブ



花田 「なっ!?」



油断していたわけではないが、



不意をつかれたディフェンスはこれに反応できず







ダンッ!!



ショットクロック残り5秒



花田を抜き去った宮城







桜木 「リョーちんっ!!」



中には桜木とマークマンの貴乃一人







安田 「行けるっ!!アウトナンバーだ!!」



キュッ



貴乃 「くそっ!!」



ダッ!!



引いて守るディフェンスに対し…







宮城 「………」



キュキュッ



遠目からストップシュートを構えるわけでもなく、



ダンッ!



迷わずリング下へ突っ込む



貴乃 「!?」

(引き付けて、桜木へ合わせか…!?)







しかし、



貴乃 「え…!?」



バッ!!



気づいた時には時すでに遅し、



勢いよく踏み切った宮城








貴乃 「なっ!?」

(コイツ…!バカか…!?)



ダッ!!



宮城 「………」

(フッ…それじゃ届かねーよ…)



ワンテンポ遅れて伸びてきたブロックをたやすくかわし、







スパッ!!



ショットクロック残り2秒



颯爽とダブルクラッチを決める。







タイマー 4:03



湘北 70
矢野工業 66







続く