2022年01月22日

スラムダンクの続編妄想#1539 至難の業





石井 「ナ、ナ、ナイッシュー角田さんっ!!」



桑田 「スゴイっす角田さんっ!!」



鳴川 「角田さん最高です!!」



ガッツポーズを作り、



大盛り上がりを見せる湘北ベンチ







この様子に、



普段は冷静な角田も、



「あ、あぁっ!!」



グッ!!



思わずガッツポーズを作って答える。







直後、



ピーーーッ!!!!



「タイムアウト!!矢野工業っ!!」



矢野工業は、



危機的な状況となりタイムアウトを要求。







湘北高校

#5/G/安田靖春/166p/56s/3年
#4/G/宮城リョータ/170p/60s/3年
#9/F/流川楓/190p/79s/2年
#7/PF/角田悟/183p/73s/3年
#8/C/桜木花道/192p/86s/2年



矢野工業

#4/G/花田正人/182cm/81kg/3年
#5/SG/輪島伸二/183cm/81kg/3年
#7/SF/高安信明/188cm/88kg/3年
#10/PF/高見明彦/192p/89s/2年
#14/C/貴乃光/195cm/92kg/3年







タイマー 2:55



湘北 74
矢野工業 66













そこから、



短いインターバルを挟み、



両校選手交代はせずにリスタート。







ダン…



ダン…



花田 「4番っ!!」



宮城・安田 「…!」

(4番は…ピストンか。スリーを狙ってくる気か…!)







8点に開いた差を縮めるため、



早めに動いてきた矢野工業







キュキュッ



宮城 「流川っ!!7番の外気を付けろ!」



流川 「…!」



キュッ



湘北はこれを防ごうとするが…







キュキュッ



輪島 「中ッ!!」



宮城・安田 「!?」



ダンッ!!







バスッ!



注意が外に向いたのを逆手にとり、



確実に中から2点を上げる。







タイマー 2:38



湘北 74
矢野工業 68







「おー、決まりました。これで6点差…まだわからないですね…」



この得点に、



思わず声を上げる記者席の中村







しかし、



相田 「どうかしら…正直、難しいかもしれないわよ…」



中村 「え…!?」

(だって…これまで何度も終盤での強さを誇ってきた矢野工業ですよ…!?)



否定的な意見に思わず顔を向けると…







相田 「ほら…見て…」



そう言って指差すコート上、



キュキュッ



花田 「当たれっ!!」



輪島 「プレッシャー前から前からっ!!」



キュッ



オールコートマンツーマンを仕掛ける矢野工業のメンバー







中村 「ほらって…この時間で負けてれば、もちろんこうするんじゃ…」



相田 「違うわよ。私が言ってるのは…選手の表情よ…」



中村 「え? 表情ですか…?」



すっ



改めてコートへ目をやると、







「ハァッ…ハァッ…」



「くっ!!ゼェッ…ゼェッ…」



中村 「!?」



目に映るのはオールコートマンツーマンを仕掛けるも、



かなり疲労が目立ち始めた矢野工業選手の面々







中村 「あ、あの矢野工業の選手達がこんなに息が上がって…」



この様子に驚きを隠せずにいると…







相田 「残念だけど…このメンバーじゃツーガードでボールを運ぶ湘北からはボールは奪えないわね…」



中村 「た、確かに…!」



相田 「まぁ…矢野工業は全国的に見てもかなりの強豪だという事は紛れもない事実よ…」



中村 「………」



相田 「でも今日に関して言えば…正直、湘北の戦い方が一枚上手だったわね…」



中村 「一枚上手…」














同じ時、



観客席の一角







西堂 「スゲーな…湘北は…たぶんこのまま喰っちまうぞ…」



神 「あぁ…」



驚きつつも、



嬉しさと困惑が入り混じったような表情を見せる二人







西堂 「湘北はここまでかとも思ってたんだが…いよいよこれで、(全国)強豪の仲間入りだな…」



神 「そうだな。体力的に見ても、矢野工業がここからひっくり返すのは至難の業だと思う…」



西堂 「あぁ。オレもそう思うぜ。にしても上手かったな…あの監督の采配、マジで絶妙だぜ…」



神 「采配ももちろんだけど…確実に結果を出した宮城以外の3年の活躍が大きかったな…」



西堂 「あぁ…あの安定感抜群のメンバー相手に今から2分半で逆転ってのは…酷だぜ」







彼らの言葉通り、



残り時間、



湘北は派手なプレーこそないものの、



3年生3人が中心となって堅実に時間を使いながらオフェンスを展開。







その後、



残り1分、



ファウルゲームとなるものの、



ここでも慌てることなくうまく対応し…







ピーーーッ!!



「試合終了です!」






タイマー 0:00



湘北 78
矢野工業 72







湘北は同校史上初となる、



全国ベスト8へと駒を進める。







続く