2022年06月08日

スラムダンクの続編妄想#1571 よく見ている





パンパンッ!



大きな拍手の後、



田森 「よーし!よく決めたぞ松本っ!!」



松本 「オォッ!さぁディフェンスだ!」



キュキュッ



足早にディフェンスへと戻る名朋メンバー。







対する湘北も、



宮城 「ナルッ!次気を付けろよ!スリー狙ってくるぞ!」



鳴川 「ハイッ!すいませんっした!!」



角田 「切り替えよう!詰めるチャンスだ!」



宮城 「あぁっ!!」



キュッ



森重が下がったこの機を逃すまいと気合が入る。







湘北高校

#4/G/宮城リョータ/170p/60s/3年
#13/F/鳴川祥真/182p/69s/1年
#9/F/流川楓/190p/79s/2年
#7/PF/角田悟/183p/73s/3年
#8/C/桜木花道/192p/86s/2年



名朋工業高校

#4/G/田森順/172cm/62kg/3年
#7/SG/松本浩美/186cm/84kg/2年
#11/SF/明石高文/190cm/88kg/2年
#10/PF/所庄司/192p/90s/3年
#16/C/坂上仁/196cm/95kg/3年







タイマー 9:44



湘北   20
名朋工業 29













同じ時、



ダン…



ダン…



「ふぅ…」



コート上の選手達を見つめ、



大きくため息をつくのは森重







その横へ、



すっ



静かに歩み寄るのは…



森重 「ん? なんだ? おっちゃん…」



おっちゃんと呼ばれる小柄な老人(監督)



おっちゃん 「やけに不機嫌だな。寛…」



森重 「んあ? 当然だろおっちゃん。オレはまだ全然疲れてねーんだぜ…」



おっちゃん 「ハハッ…そうだったか。そりゃオレの判断ミスだったな…」



森重 「ったく…早いとこ、戻してくれよ…」

(まだ、アイツと勝負してーんだからよ…)



おっちゃん 「わかったわかった。3分もすれば戻すさ…」

(最後のプレーといい、今日の寛はいつも以上に気合が入ってるからな…ここらで一度落ち着かせないと…)







「………」



その様子を隣コートのベンチから見つめていた安西



「ふむ…」

(やはり…よく見ていましたね。あの監督は…)



腕組みのまま、



視線をコートに戻す。







そして、



そのコート上…







キュキュッ



ダンダンッ!!



湘北は流川にボールを託そうとするが、







バッ!!



流川 「…!」



マークする明石がこれ以上はさせまいと懸命のディフェンス



宮城 「ちっ…」

(ディナイが激しいな…)














すると、



角田 「宮城っ!!」



ダッ!



ガシィィィッ!!



ダンッ!



トップの位置、



田森 「くっ…!」



角田のスクリーンを使い自ら切れ込む。







そのまま、



キュキュッ



ダンッ!



低いドリブルでさらに中へ







坂上 「させるかぁっ!!」



ブロックが出る直前、







ピッ!!



坂上 「!」



ふわりと浮かせたフローターシュートを放つ。







しかし、



ガッ!!



少し焦ってしまったのか、



シュートはリング奥を弾いて外へ。







だが、



宮城 「いーんだよ…!」

(外れたって…!)



田森 「!?」



キュキュッ



間髪入れず、



バッ!!



このシュートに合わせて跳ぶ桜木の姿







坂上 「なっ…!?」

(外れるのを読んでたのか!?)



慌てて追うようにブロックに跳ぶが…







チッ!!



坂上 「!?」



坂上の遥か上、



桜木がうまくティップを流し込む。







タイマー 9:25



湘北   22
名朋工業 29







森重 「………」







続く