2022年06月11日

スラムダンクの続編妄想#1573 気合い





ダン…



ダンダン…







ゴール下、



ネットを通過したボールを見つめる桜木







「………」



時間にしてほんの一瞬







桜木 「くっ…」



奥歯を噛み締めスローインへと向かう。







湘北高校

#4/G/宮城リョータ/170p/60s/3年
#13/F/鳴川祥真/182p/69s/1年
#9/F/流川楓/190p/79s/2年
#7/PF/角田悟/183p/73s/3年
#8/C/桜木花道/192p/86s/2年



名朋工業高校

#4/G/田森順/172cm/62kg/3年
#7/SG/松本浩美/186cm/84kg/2年
#11/SF/明石高文/190cm/88kg/2年
#10/PF/所庄司/192p/90s/3年
#16/C/坂上仁/196cm/95kg/3年







タイマー 8:31



湘北   22
名朋工業 33













彩子 「あぁ…もぅ…桜木花道…!」



安田 「桜木…」



湘北ベンチ



檄を飛ばしたい気持ちはあるが、



悪気はなく、奮闘していることから強く言えない面々







同様に、



宮城 「頼むぜ…花道…」



角田 「ド、ドンマイ桜木っ!」



コート上の選手も励ましの言葉を投げかける。







しかし、



桜木 「………」

(ぐっ…オレのせいで…)



仲間らの言葉・視線に、



行き場のない悔しさを一掃募らせる。







そこから、



桜木 「………」



ピッ!



黙ったままスローインを入れると、



ガッ!!!!



桜木 「なっ!?」



背後から突然の蹴り。







桜木 「なっ…!? テ、テメー、キツネ何しやがる…!!」



怒り心頭で振り返ると、



流川 「ふざけたプレーしてんじゃねぇ…どあほう…」



桜木 「!」



言い返そうとするが…







「………」



「………………」



自覚があるのか、



桜木 「テメーに言われねーでも…」



怒りを押し殺して、



フロントコートへ向かう。







流川・宮城 「………」



そして、



ダン…



ダン…



オフェンスを展開し始めた湘北。







だったが、



「ん…?」



妙に桜木の距離が近く、



違和感を覚える角田。














直後、



桜木 「おいカク…」



角田 「え…?」



桜木 「気合いだ…」



角田 「…?」



桜木 「オレに気合を入れてくれ…!」



角田 「は…? 気合いって…何を急に」



急な要望に困惑していると…



所・坂上 「………」

(何やってんだコイツら…? 試合中に…)







宮城 「10秒きるぞ!何やってんだオメーらっ!!」



迫るショットクロック



角田 「!」



桜木 「カクッ!!」



角田 「!!」

(そ、そんな…オレは赤木さんじゃあるまいし…でも…!)







間髪入れず、



桜木 「おい!カ…!」



催促しようと口を開いた矢先



バチィィィッ!!!!



宮城・鳴川・流川 「!」



角田が力一杯桜木の背中を叩く



審判 「え…?」



何が起こったのかと審判も一瞬戸惑うが、



桜木 「………」



角田 「………」

(お、怒ってる? やりすぎた…?)



桜木 「サンキューなカク…目が覚めたぜ…」



軽く微笑み







キュキュッ



ダッ!!



すぐさまハイポストへ



宮城 「!」



ピッ!







バシィッ!!



ボールを受けると、



キュッ



ダンッ!



ターンしながらドリブル







キュキュッ



一気にゴール下まで詰めると、



クッ!!



坂上 「!?」



ククッ!



坂上 「くっ!!」



数回のポンプフェイクでディフェンスのタイミングをズラし、



桜木 「フンッ!」



バスッ!!







ショットクロックギリギリ、



湘北はかろうじてスコアを詰めることに成功する。







タイマー 8:08



湘北   24
名朋工業 33



桜木 「………」

(よし…!)







続く