2022年09月18日

スラムダンクの続編妄想#1609 増す選択肢





潮崎 「ナイッシュー桜木っ!!ナイスフォローッ!!」



彩子 「いいわよー桜木花道っ!!」



角田 「流川もナイスドライブ!!」



安田 「ディフェンス!集中していこうっ!!」







2度連続でオフェンスが成功し、



ベンチの熱気も再び増していく湘北







「………」



「………………」







だが、



得点による歓声が一段落すると…







「フゥ…」



大きく、



ため息にも似た深呼吸をする彩子の姿。







湘北高校

#4/G/宮城リョータ/170p/60s/3年
#14/SG/米山恭平/173p/65s/1年
#16/F/野間忠次郎/184p/78s/1年
#9/F/流川楓/190p/79s/2年
#8/C/桜木花道/192p/86s/2年



名朋工業高校

#4/G/田森順/172cm/62kg/3年
#7/SG/松本浩美/186cm/84kg/2年
#11/SF/明石高文/190cm/88kg/2年
#16/PF/坂上仁/196cm/95kg/3年
#8/C/森重寛/202cm/106kg/2年







タイマー 2:17



湘北   53
名朋工業 60













安田 「どうかした…?」



得点直後にも関わらず、



どこか違和感ある表情に声をかけると、



彩子 「ん…? いえ、なんか勘違いだとは思うんだけど、今のプレー見てたら…昔を思い出しちゃって…」



安田 「昔…?」



彩子 「えぇ。同じプレーではないんだけど…去年の海南戦の終盤…」



安田 「………」



彩子 「三井さんが赤木キャプテンと桜木花道を信じて無理なシュートを打った場面…」



安田 「あ、あぁ…」



彩子 「あの時と今の流川のシュート…個人的になんだけど、なんだかよく似ている気がして…」



安田 「てことは…流川がわざと…?」



彩子 「まぁ…あの子に限って、そんな事ないとは思うけど…」



安田 「確かに…」



彩子 「………」

(それでも心のどこかで…期待しちゃうのよね…)







しばしの沈黙後、



彩子 「とにかく、再び流れはうちに傾きつつあるわ!とにかく応援よ!」



安田 「あぁ…!」



二人の視線は再びコートへ。







ダン…



ダン…



そのコート上、



キュキュッ



ガッ!!



桜木 「くっ…!」



先のプレーで要領を得たのか、



他のディフェンスとの距離を把握しつつ、



うまくインサイドでボールを受けようとする森重



桜木 「………」

(ちっ…こっちに合わせて、コイツのポジション獲りも上手くなってやがる…)







キュキュッ



ガッ!!



ガシィッ!!



インサイド内で繰り広げられる激しいポジション争い







しかし、



そう思った矢先…



すっ



桜木 「…!?」



先ほどとは一転、



今度はディフェンスのヘルプが来やすそうな位置へ向かう森重



桜木 「…?」

(コイツ…いったい何を…!?)



思わず守り方に困惑。














すると、



森重 「こっち!」



ピッ!



桜木を背に右ローポストでボールを受け、



森重 「………」



ダンッッ!!!!



ガシィィィッ!!



強烈なパワードリブルで桜木を一気に押し込む







すかさず、



バッ!!



キュキュッ



森重の前方、



近くの野間がダブルチームへ







直後、



キュッ



野間・桜木 「!?」



押し込みを少し緩め、



パスアウトするような動き







桜木 「チュージローッ!戻れっ!!」

(コイツ…さっきみたいに自分を囮にパスを…!)







だが、



桜木 「…!?」

(違う…!)



間髪入れず、



ダンッ!!



少し開いた位置からターンしながらの中へ



桜木 「ちぃっ!!」

(これもフェイク…!!)



キュキュッ



懸命に反応しようとするが、



ガッ!!!!



桜木 「くっ…!!」



反応の遅れから体格差をカバーできず、



ピッ!!







バスッ!!



ゴール下、



ワンハンドジャンパーを決められてしまう。







タイマー 1:58



湘北   53
名朋工業 62







続く