2022年09月21日

スラムダンクの続編妄想#1610 アイコンタクト





桜木 「くそっ!!」



ダンッ!!!!



ゴール下、



ネットをくぐったボールを両手でパワードリブルするように一度叩き







桜木 「フゥ…」



自身を落ち着かせるよう、



大きく深呼吸した後にスローインへ。







桜木 「………」

(クソ…今のはアレだ…外に流れようとした時に気を抜いてしまったのが原因だったな…)







湘北高校

#4/G/宮城リョータ/170p/60s/3年
#14/SG/米山恭平/173p/65s/1年
#16/F/野間忠次郎/184p/78s/1年
#9/F/流川楓/190p/79s/2年
#8/C/桜木花道/192p/86s/2年



名朋工業高校

#4/G/田森順/172cm/62kg/3年
#7/SG/松本浩美/186cm/84kg/2年
#11/SF/明石高文/190cm/88kg/2年
#16/PF/坂上仁/196cm/95kg/3年
#8/C/森重寛/202cm/106kg/2年







タイマー 1:58



湘北   53
名朋工業 62













「ほぅ…寛のヤツ、今度は自分で行ったか…」



名朋ベンチ



嬉しそうな笑みを浮かべる監督の姿







おっちゃん 「さっきの坂上へのスペースづくりに今のパスフェイク…ディフェンスはこれだけ選択肢があったら相当手を焼くに違いない」



独り言のように口を開くが…







おっちゃん 「にしても…」

(寛にここまでさせるとは…あの桜木という男、やはり相当…)



同時に感じる一重の不安。







そこから、



約90秒…







ファウルを挟みながら両校2度のオフェンスで一本ずつシュートを決め、



迎えた湘北のオフェンス。







タイマー 0:26



湘北   55
名朋工業 64







ダン…



ダン…



時間いっぱい使うつもりなのか、



トップでゆっくりとボールをキープする宮城







対する名朋は、



田森 「ディフェンス!止めるぞっ!!」



松本 「ハイッ!!」



明石 「(ショット)タイマー残り16秒っ!!10秒で来ますよっ!!」



坂上 「気を付けろ!フィニッシュの所、さっきみたいに変えてくるかもしれないぞ!」



流川を第一候補に、



桜木や宮城への警戒も強める。







そうして、



宮城 「………」

(よし…)



ショットクロックが残り11秒となり、



ダダンッ!!



ダダンッ!



ドリブルのテンポを上げ、



勝負を仕掛けようかと動き始めた瞬間







キュキュッ



ガッ!!



ガシィッ!!



キュッ



インサイドでポジションを争いをしていた桜木が、



「………」



動きのスピードを緩め、



視線を外へ。














宮城・流川・米山・野間 「………」






直後、



キュキュッ



バッ!!



「ヘイッ!」



野間とのスクリーンからウイングに上がった流川がボールを要求







ピッ!



バシィッ!!



右サイドでボールを受けると、







キュッ



ダッ!!



同時に中の桜木は左サイドコーナーへ



田森 「来るぞっ!!」



明石 「…!」

(やっぱり流川だ!)



坂上 「………」

(スピードで一気に来るか…!? それとも…また外から…!)







間髪入れず、



ダンッ!!



スピードを活かしストロングサイドを切り裂く流川







しかし、



キュキュッ



明石 「行かせるかっ!!」



当然ここはヘルプ







明石 「…!」

(どうする…!? ステップでかわしにくるか…!?)



坂上 「!」

(この位置から下がってスリーはない…!このまま挟めば…!!)



ショットクロック残り7秒



流川の挙動に視線が集中する中…







「………」



ここで流川が下した判断は…







ピッ!



坂上・明石 「!?」



フリースローラインに近いペイントエリア内から、



ノールックで左サイドウイングヘのパス。







「!!!!」







そして、



バシィッ!!







このボールを受けたのは…








キュキュッ




コーナーに開いた桜木に合わせ、



ここまで上がってきた米山。







続く