2022年09月28日

スラムダンクの続編妄想#1614 綻び





明石・坂上 「………」

(コ、コイツ…!)



流川のプレーに動揺を隠せない二人。







それでも、



田森 「オフェンス!!行くぞっ!」



坂上 「オウッ!」



明石 「ハイッ!」



主将の言葉に、



気持ちを入れ替えオフェンスへ向かう。







湘北高校

#4/G/宮城リョータ/170p/60s/3年
#14/SG/米山恭平/173p/65s/1年
#9/F/流川楓/190p/79s/2年
#7/PF/角田悟/183p/73s/3年
#8/C/桜木花道/192p/86s/2年



名朋工業高校

#4/G/田森順/172cm/62kg/3年
#7/SG/松本浩美/186cm/84kg/2年
#11/SF/明石高文/190cm/88kg/2年
#16/PF/坂上仁/196cm/95kg/3年
#8/C/森重寛/202cm/106kg/2年







タイマー 9:22


湘北   60
名朋工業 67













しかし、



キュッ



坂上 「…!」



スローインを入れようとした矢先、



キュキュッ



バッ!!



続く湘北のオールコートマンツーマンディフェンス。







田森 「ちっ…」

(やっぱり…まだ続けるか…!)



宮城 「………」



心のどこか、



第3クォーターで終わるのではないかと期待していたのか、



表情がわずかに曇る。







そこから、



坂上 「田森っ!」



ピッ!!



なんとかボールを受けるとフロントコートへ。







そして、



田森 「………」



ダンッ!



ダンダンッ!!



北野ほどのキープ力はない松本、



マークマンが流川に戻った明石には頼らず…







ダン…



ダンダンッ!!



緩急をつけながら自ら運ぶ。







だが、



宮城 「………」

(自分で持ち込むか…!)



キュキュッ



この動き出しにすかさずディフェンスが反応



キュッ



ガッ!!



田森 「くっ…!」



強引にカットを狙うわけではないが、



厳しいプレッシャーでボール運びを遅らせる。














すると、



田森 「………」

(マズいな…8秒に…!)



キュキュッ



迫るタイムに生じる、わずかな焦り



宮城 「…!」



ダダンッ!!



結果、



やや強引に利き手の右側から突破を図る田森







ところが、



ガッ!!



キュキュッ



ガシィッ!!



田森 「!」



先読みしていたのか、



しっかり体をあて、



並走して守る宮城に…







堪らず、



ダンッ!!



田森 「!」

(くそっ…!)



直線的に進みたかったところを、



斜めに進まざるをえなくなり



キュキュッ



ダンッ!!



キュッ



数歩進んだ後、



リバースターンで切り返そうとした直後







ピーーーッ!!



「8秒バイオレーションッ!!」



田森 「!?」

(嘘だ…!? まだ…!)



松本・明石・坂上・森重 「!」



宮城 「………」

(よし…!)







可能性の段階にして、



わずかにではあるものの…







名朋に綻びが生じ始める。







続く