2022年10月01日

スラムダンクの続編妄想#1616 綻びは次第に





高宮 「よっしゃーーーーっ!!見ろよ!!やっぱり流川だぜ!」



野間 「いいぞー流川っ!!」



大楠 「これで4点差!いよいよ逆転が見えてきたぞ!」



第4クォーター開始以降、



一気に点差を詰め始めたメンバーに贈られる大声援。







それでも、



宮城 「さぁ!ディフェンスだ!もう一本っ!」



「オウッ!!」



キュキュッ



コート上の選手達は気を緩めることなくディフェンスへ。







湘北高校

#4/G/宮城リョータ/170p/60s/3年
#14/SG/米山恭平/173p/65s/1年
#9/F/流川楓/190p/79s/2年
#7/PF/角田悟/183p/73s/3年
#8/C/桜木花道/192p/86s/2年



名朋工業高校

#4/G/田森順/172cm/62kg/3年
#6/SG/北野隆/184cm/75kg/3年
#11/SF/明石高文/190cm/88kg/2年
#16/PF/坂上仁/196cm/95kg/3年
#8/C/森重寛/202cm/106kg/2年







タイマー 8:54


湘北   63
名朋工業 67













「おいおい…ヤベーな。一気に湘北ペースなんじゃねーか!?」



観客席の一角



どこか嬉しそうに神へと話しかける西堂







神 「あぁ…この終盤の流川の連続得点はかなり大きいと思う…!」



西堂 「そうだよな…守る方とすりゃ、間違いなくダメージがデカいぜ…!」



神 「まぁ…もちろん、名朋もこのまま黙ってはいないと思うけど…」



西堂 「とにかく…せっかく4点差まで詰めたんだ。このチャンスでなんとか逆転まで持って行かねーと…」



西堂 「うん…逆に、ここ数分で逆転できずに点差を戻されたりでもしたら…恐らく…」







そう言って、



「………」



「………………」



二人が見つめる先…







ダダンッ!!



ダンッ!



米山 「くっ…!」



コートでは代わって入った北野がボールをフロントコートへ。







そして、



キュキュッ



ダンダンッ!!



北野 「さぁ!一本しっかりとろう!!」



キュッ



センターラインを越え、



一旦スピードダウンしチームメイトに声をかけると、







北野 「田森っ!」



ピッ!



ボールをすかさず田森へ戻す。







そこから、



キュキュッ



明石 「坂上さんっ!」



坂上 「逆っ!!外で受けれるぞ明石っ!!」



スクリーンなどを上手く使い、



ボールを回す名朋。







だが、



明石 「!」



キュッ



流川 「………」



明石 「ちっ…!」

(隙が全然ねぇ…!)



松本の交代、



さらには流れも影響しているのか、



先とは打って変わり突破口をなかなか見いだせない。







すると、



宮城 「………」

(となると…)



米山 「………」

(こういう時は…!)



湘北メンバーが意識するのは、



角田 「………」

(この流れなら…森重か…!)



時間を踏まえ森重を狙ったオフェンス。














案の定、



キュキュッ



ダッ!!



坂上 「北野っ!!」



キュキュッ



トップでボールを持つ北野に対し、



外へ広がりながら坂上が合図を送ると…







直後、



ダッ!!



ハイポストに上がる森重



キュキュッ



ガッ!!



桜木 「ちっ…!」



やや強引に桜木を押さえ、



体を前に入れると…







ピッ!!



バシィッ!



ボールを受け、



キュッ



ダンッ!!!!



警戒を強めるディフェンスがヘルプに寄る前、



右手で左方向へパワードリブル



桜木 「…!」



ガシィィィッ!!



キュキュッ



そこからリバースターン、



桜木 「…?」

(ん…? なんだ…)



キュッ



すっ



桜木 「…!?」



クッ!!



ポンプフェイクを2度入れた後、



ダッ!!








バスッ!!



ディフェンスのタイミングをずらし、



ゴール下シュートを沈める。







タイマー 8:35


湘北   63
名朋工業 69







しかし、



「………」



「………………」



この瞬間、



桜木 「………」



森重 「………」



この二人は、



言葉では表現できない妙な違和感を感じていた。







続く