2022年11月27日
スラムダンクの続編妄想＃1637 虎視眈々と
チッ！！
坂上 「なっ…！？」
坂上が放ったシュートに指先一本なんとか触れる桜木
ガガッ！！
リングを弾いたボールを、
ダッ！！
ガッ！
結城と所が競り合い、
バシィィィツ！！
ルーズボールを流川がキャッチ。
宮城 「走るぞっ！！」
湘北高校
＃4／G／宮城リョータ／170㎝／60㎏／3年
＃14／SG／米山恭平／173㎝／65㎏／1年
＃9／SF／流川楓／190㎝／79㎏／2年
＃15／PF／結城洋介／189㎝／70㎏／1年
＃8／C／桜木花道／192㎝／86㎏／2年
名朋工業高校
＃4／G／田森順／172cm／62kg／3年
＃7／SG／松本浩美／186cm／84kg／2年
＃11／SF／明石高文／190cm／88kg／2年
＃10／PF／所庄司／192㎝／90㎏／3年
＃16／PF／坂上仁／196cm／95kg／3年
タイマー 1:41
湘北 75
名朋工業 81
キュキュッ
ダンッ！
ダンダンッ！！
流川からパスを受けた宮城
すぐさま、フロントコートへ。
一方の守る名朋、
田森 「ハリバックッ！！ハリバックッ！！」
キュキュッ
バックコート陣の松本と田森が素早くバックコートに戻り、
田森 「松本はそのままボールマンを頼む！！」
(ちっ…マークを交代してる時間はねぇ…！)
松本 「ハイッ！！」
いちはやくこれに対応。
そこへ、
ダンッ！！
攻め込む湘北
キュキュッ
ウイング付近でスピードを緩めると、
キュッ
松本 「………」
ダダンッ！！
クロスオーバーからストロングサイドへ自ら切り込む。
対して、
ダッ！！
間一髪戻った明石がフォローに入ると、
宮城 「流川ッ！！」
キュッ
リバースターンし自身がいた場所(ウイング)へパスアウト。
直後、
明石 「くっ…！」
キュキュッ
飛び出してくるディフェンスに対して、
キュッ
すっ
シュートを構える流川
明石 「…！」
(スリー…！？ マズい…！！)
そこから、
ダンッ！！
宮城の後を追うよう、
ストロングサイドへドライブ
明石 「！！！！」
これには反応できず、
キュキュッ
かわされてしまうが、
バッ！！
近くの田森がすぐさまヘルプ。
すると、
流川 「………」
すっ
フリースローライン付近から、
ノールックでトップ方向へパス
バシィッ！！
明石・田森 「！？」
受けたのは、
虎視眈々とこの機を狙っていた米山
田森 「しまった…！」
(14番は…シューター…！)
桜木 「ヨネッ！！」
米山 「…！」
背中に目があるかの如く、
ダンッ！！
ワンドリブルで軽くバックステップ
後方からブロックに迫る坂上をやり過ごすと、
坂上 「なっ…！？」
宮城・流川 「打てっ！！」
キュキュッ
ピッ！！
スリーポイントラインより後方50センチ
ストップからのジャンピングシュート
宮城・流川・結城・桜木 「………」
その軌道は、
米山 「………」
(行け…！)
今日一番のアーチを描き、
スッ！！
リング中央を一直線に射抜いていく。
タイマー 1:30
湘北 78
名朋工業 81
続く
