2023年04月18日

スラムダンクの続編妄想#1647 相変わらず危険





ダン…



ダン…



植草 「一本!落ち着いて行こうっ!!」



「オォッ!!」







仙道のミドルショットで幸先のいい(第3クォーター)スタートをきった陵南高校



しかし、



直後に洛安高校にも得点を許し、



そこから互いにゴールを決めさせないまま約2分が経過







陵南高校

#6/G/植草智之/170cm/62kg/3年
#4/SF/仙道彰/191cm/79kg/3年
#18/F/池上亮三/187cm/77kg/1年
#7/PF/福田吉兆/190cm/80kg/3年
#11/C/菅平裕/189p/78s/3年



洛安高校

#11/G/原克之/185cm/75kg/3年
#7/SG/関口健/186cm/77kg/2年
#4/SF/桑田蓮/190cm/81kg/3年
#13/PF/松田勇一/193p/84s/3年
#16/C/野沢譲司/199cm/87kg/3年







タイマー 7:44



陵南 40
洛南 42













キュキュッ



コート上、



オフェンスを展開するのは陵南







植草 「池上っ!!」



ピッ!!



ウイングにボールをさばき、



菅平 「福田っ!」



キュッ



野沢 「松田っ!!」



ガシィッ!!



松田 「くっ!!」



合わせるように、



キュキュッ



インサイドに繫ごうとするが…







キュキュッ



バッ!!



池上 「!!」

(くそ…!16番がうまくパスコースを…!)



簡単には中へ入れさせてくれない洛安







すると、



キュッ



仙道 「池上っ!!」



植草と入れ替わる形でトップに入り、



池上 「キャプテンッ!!」



ピッ!!



ボールを受ける仙道。







当然、



桑田 「来るぞっ!!周りケアッ!!」



「オォッ!!」



警戒を強めるディフェンス







だが、



ディフェンスの逆を突くよう、



キュッ



すっ



低くかがめた腰を起こして、



仙道 「植草…!」



池上とは逆方向のウイング(植草)へパスの構え



関口 「…!」

(また…展開する気か…)







そう見せかけ、



桑田 「関口っ!!」



ダダンッ!!



一気にドライブ







キュキュッ



関口 「!」



一瞬でマークマンを抜き去ると、



野沢・松田 「ヘルプッ!!」



ダッ!!



詰める他のディフェンスの間を、



キュッ



バッ!!



縫うようなステップで割り、







バスッ!!



そのまま軽々とクローズアップシュートを沈める。







タイマー 7:34



陵南 42
洛南 42







彦一 「ナイッシュー仙道さんっ!さすがやっ!!」



平政 「ナイスッす!!キャプテンッ!!」



「いけいけ陵南っ!!おせおせ陵南っ!!」

「いけいけ陵南っ!!おせおせ陵南っ!!」



我慢が続く中での得点に盛り上がりを見せる観客席














だが、



ダン…



ダン…



対する洛安も黙っているわけがなく…







キュキュッ



ピッ!!



ガードの原からウイングの桑田へボールが渡ると、



桑田 「松田!ポストアップ!!」



すぐさまインサイドからの勝負を狙う。







しかし、



桑田 「………」



松田 「………」



一瞬二人が目を合わせると、



キュッ



福田 「!?」



ポストアップしようとしていた松田が突如ウイングへ走り、



桑田 「…!」

(よし…!!)



ダンッ!!



池上 「なっ…!?」

(ドライブ!? インサイドを立たせてたんじゃ…!)



ガシィィィッ!!!!



池上 「くっ…!!」



松田を壁にして一気にドライブ。







これにはたまらず、



池上 「ス、スイッチお願いしますっ!!」



福田 「!」



ディフェンスを入れ替えるしかない二人。







すると、



桑田 「………」

(かかったな…!)



ダンッ!!



キュキュッ



ダッ!!



ローポスト付近まで侵入した桑田がステップを踏み



すっ



素早いモーションからポンプフェイク



福田 「ぐっ…!!」



一度は堪えるも、



すっ



一度目とは異なるモーションのポンプフェイクに、



福田 「!!!!」



思わずジャンプしてしまう。







そして、



桑田  「!」

(これでファウルをもらえば…コイツは4回目…!!)



キュキュッ



ファウルを受けにいく動きに、



「あかんっ!!」

(ここで4つ目は…!!)



思わず立ち上がる彦一。







彦一 「くっ!!」



思わず目をつぶろうとすると…







間髪入れず、



ダッ!!



バシィィィッ!!!!



桑田 「!?」



福田より一足先、



ファイトオーバー後に後ろから走り込んできていた池上が桑田の手を叩く







ピ――――ッ!!!!



「18番!!イリーガルユースオブハンズ!!」







彦一 「よ、よかった…助かった…」



田岡 「ぬぅ…!」

(相変わらず危険だ…あの4番(桑田)は…)







続く